全10室の粋なおもてなし「旬菜湯宿 大忠」源泉かけ流しの湯まで最高【遠刈田温泉】

こんにちは、わさびママです。みなさんお元気でいらっしゃいますか？

肌寒いこの季節は、やはり温泉！ 身体も心もホッとゆったりリラックス〜

今回は、秋の味覚と温泉を求めて蔵王へ。

遠刈田温泉

東北自動車道・村田ICから２５分ほどで遠刈田温泉に到着。

蔵王連峰の東麓に広がる開湯４００余年の歴史のある温泉地。湯治客にも親しまれてきたお湯は、足腰の病に効くと言われているそうです。

今回は足腰が弱ってきた母を慰労しようとやってまいりました。 宿は、創業１５０年以上の歴史ある「旬菜湯宿 大忠」。

遠刈田温泉の共同浴場「神の湯」の手前に看板発見！

駐車場は、大忠を左手に見て次の十字路右手直ぐのところにありました。

おしゃれなフロント

フロントでチェックイン。

シックでモダンな雰囲気。ところどころにステンドグラスのランプが飾られていてとても綺麗です。

ウェルカムドリンク

「大忠」は、チェックインから夕食まで、飲み物はすべて無料。 １５時３０分から１７時３０分までは、フロント隣にある「バー・オードヴィー」で飲むことができます。

「オードヴィー」は、フランス語で「生命の水」という意味だそうです。

このバーとは別に、お風呂上がりにセルフでドリンクを楽しめる「湯上がりラウンジ」もありましたよ。

お部屋に行く前に、一杯（笑）

カールスバーグのビールでホッと一息。

母は、レモンを絞ってクラフトコーラ。一口もらったらこれが美味しい！！

客室数は１０室 部屋毎に嗜好を凝らしたお部屋

「大忠」は全１０室。お部屋ごとに趣が異なるそうです。

「りんどう」と「やまゆり」、２つのお部屋を紹介しますね。

ちなみに、廊下は全て畳。い草の香りと畳の感覚がとても心地良いです。

ではでは、２階のお部屋「りんどう」。

落ち着いた素敵なお部屋です。

次は「りんどう」隣の「やまゆり」。

真っ先に目に入ったのはマッサージチェア。温泉に入った後のリラックスタイムにいいですね！

左手奥にベッドルーム。

部屋ごとにおすすめの音楽

部屋には、オーナー選曲のCDがありました。これも部屋ごとに異なるそうです。

朝、コーヒータイム、イブニングなどシチュエーションに合わせての選曲。 宿泊したお部屋にあったCDは全部聴きました。どのCDだったか忘れてしまいましたが、大好きなポリスの曲も流れました。

蔵王の旬な食材を贅沢に使ったお夕飯

お夕飯は、一階のダイニングルームで。

まず、蔵王彩り前菜。 羽二重蒸し、海鮮山かけ、秋刀魚おろしポン酢、姫林檎グラタン、無花果のチーズ焼き、イカキムチなど。出来たて、作りたてのタイミングで、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく。全１０室だからこその細やかな対応を感じました。

マグロのお刺身が口の中でとけました〜

大忠名物 包み揚げ。 「ひっくり返してガブっと食べるのが美味しいですよ」と旅館の方に教えられ、大きな口でガブリ！ 皮がパリッとはじけた後、筍とひき肉、キノコを炒めたものと半熟タマゴがトロ〜リ。口の中が幸せになりました。

大胆に食べるのいいー（笑）

お口直しのブラッドオレンジのシャーベット。濃厚で爽やか。

お肉料理は、蔵王牛のサーロインステーキ。

ジューシーなお肉は、わさび醤油で。

蔵王野菜の炊き合わせは、優しいお味。

ご飯は「はらこ飯」。鮭のアラからとった出汁で旨みたっぷり。秋の味覚でした。

デザートは、自家製スイートポテトタルトと洋梨のゼネラルレクラール。

夕食時のおすすめマリアージュ

それぞれのお料理にあった、おすすめのお酒を教えてくれます。もちろん、自分の好きなお酒でお食事を楽しむのもよし！

まんさくの花 杜氏選抜ピンクラベル。

こちらは岩魚の骨酒。今回お願いしたお酒はすべて追加料金なしで楽しめました。

旬の食材を使ったお料理に、お酒も今しか飲めない旬の物が飲めて大満足。

お料理、お酒、いろいろな話を聞かせてもらい、楽しいひとときでした。

貸切風呂が３つ

温泉の男湯・女湯は時間で変わります。貸切風呂は３つあり、空いていれば予約なしで入ることができます。

利用するときは、「空いています」の札を裏返し「入浴中」にすればオッケー。貸切風呂がひとつ空いていたので入ってみました。

温泉独り占め。いいですねー、リラックスしてゆっくり入ることができました。

朝ごはん

温泉に浸かりぐっすり眠り、お待ちかねの朝ごはん。

朝ごはんの時間は、8時または8時半から選べます。

朝からシャンパンもいただけます。 朝のお味噌汁は蔵王町の里芋が柔らかくトロトロで、身体に染み渡りました。源泉を利用した温泉たまごに、ハンバーグ、キクラゲの佃煮。すべておいしくて、ご飯三膳も食べました。

チェックアウトは１１時

チェックアウトは１１時。おいしい朝ごはんを食べた後は、温泉に入るもよし（１０時まで入浴可）、２階の書庫で小説や漫画をひらいてみるのもよし。

１階のショップでお気に入りを探すのもいい。

手作りのパンのお土産

この日は、お部屋でオーナー選曲のCDを聴きながら漫画を読みゆっくりと１１時まで過ごしました。

帰りしなに「手作りのパンお持ち帰りください」と、クロワッサンと餡子入りデニッシュをいただきました。

お料理、お酒を堪能した大満足の温泉旅。 素敵な温泉宿「旬菜湯宿 大忠」へ、皆さんも是非行ってみてください。

DATA

旬菜湯宿 大忠 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉旭町１ 電話 0224-34-2306 https://www.daicyu.com/