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「掃除が本当に大変だった…」11月に気をつけたい“レンジでのNG行為”に「ちょっと目を離した瞬間に…」「うっかり」

  • 2025.11.24
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出典:photoAC(画像はイメージです)

寒い日は温かい飲み物が恋しくなる人も多いでしょう。これからの季節は特に、好きなドリンクをカップに注ぎ、電子レンジで加熱することも増えてくるかもしれません。

しかし、温め方を間違えると思いがけない事故につながる可能性があるのです。独立行政法人国民生活センターは、飲み物や汁物の突沸に気を付けるよう注意を呼び掛けています。

はたして、突沸とはどのような現象を指しているのでしょうか?発生する原因や対策などについて詳しく紹介します。

加熱する際は要注意!突沸について

突沸とは、飲み物等を加熱した際に、爆発するように沸騰し、中身が飛び散る現象のこと。文字通り、何の予兆もなく突然発生する可能性があるため注意が必要です。

独立行政法人国民生活センターが確認した事例として、カップに注いだ牛乳を電子レンジで温めたところ、爆発音が発生し庫内に牛乳が飛び散ってしまったという例があります。報告した男性によると、今まで同様の方法で加熱していたものの、このような出来事が起きたのは初めてだったとのこと。

他にも、味噌汁の入った鍋をガスコンロで温めたところ、突然味噌汁から破裂音がして、中身が飛び散るだけでなく鍋も飛んでしまった事例も確認されています。

独立行政法人国民生活センターが公開している動画では、電子レンジの庫内でマグカップからコーヒーや豆乳が真上に噴き上がっていく様子が見られました。

また、電子レンジで温めたコーヒーを取り出した直後に砂糖を入れると、その瞬間に突沸が起こりました。

突沸を防ぐ方法

突沸を防ぐためには、以下の方法が有効です。

  • 電子レンジなどで飲み物を温める場合、加熱のしすぎないようにする
  • 電子レンジで温めすぎてしまった飲み物は、すぐに取り出さず、扉を開けずに1〜2分程度待つ

また、ガスコンロやIHクッキングヒーターで温める際は、火力を弱めにして加熱しすぎないよう注意するよう呼び掛けています。

突沸経験者たちの声

SNSを確認すると、何かを加熱した際に、うっかり突沸させてしまった経験がある方もいるようです。

  • 以前、うっかり吹きこぼしてしまいました。
  • ちょっと目を離した瞬間に溢れてしまって…。
  • 時短目的で電子レンジで加熱したら、突沸させてしまいました…。
  • 昔、カレーを突沸させてしまいました。掃除が本当に大変だった…。

また、過去の過ちから加熱しすぎに気を付けるようになったという声も。火加減を弱めたり、その場から離れないよう注意したりなど、さまざまな突沸対策が講じられているという声がありました。

  • その場から離れている時に限って突沸って起きるよね。
  • 牛乳は温めすぎると突沸しやすいから要注意だね。
  • コンロの場合は、かき混ぜながら弱めの火で加熱する、これが大事だね。

もうすぐ冬本番…突沸にはご注意を!

これからますます冷え込んでいく中で、温かい飲み物や汁物を口にする機会は増えるはず。時間が経過して冷めてしまった飲み物を電子レンジで温め直す場面も出てくるでしょう。

だからこそ、突沸にはくれぐれもご注意を。うっかり温めすぎて、こぼれた液体が身体に触れてやけどなどを負ってしまうかもしれません。加熱しすぎない、火加減を弱めるなどの対策をしっかりおこなって、突沸を起こさないよう注意してくださいね。


参考:
「見守り新鮮情報」第210号(独立行政法人国民生活センター)
まるで爆発!!突沸の危険性 レンジでの温めすぎに注意【商品テスト】(国民生活センター@kokusen_ncac_JAPAN)


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