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一国の総理大臣を “サナ” 呼び…!?高市首相の 《新 愛称》 は、いつ・誰が・どのようにして広めたのか

  • 2025.10.29

「サナ総理!」 若い女性の間ですっかり定着?

拉致被害者家族と面会した高市首相(2025年10月23日)/首相官邸のX公式アカウント(@kantei)から引用
拉致被害者家族と面会した高市首相(2025年10月23日)/首相官邸のX公式アカウント(@kantei)から引用

高市早苗首相が就任して以来、若い女性を中心に高市氏を「サナ」と呼ぶ愛称が定着しつつあるのをご存じでしょうか。氏のファーストネーム「早苗(さなえ)」から取ったものですが、一国の宰相に対するこのラフでフレンドリーな呼び名は一体いつ、どのようにして広まったのでしょうか?

この「サナ」というニックネームは、従来の既存マスメディア主導ではなくSNS発信により広まったものと思われます。

X(旧ツイッター)のAI機能Grok(グロック)を使い、X内で最初に高市首相を「サナ」と呼称した投稿を探ってみたところ、2025年10月5日の投稿が最も古い使用例としてヒットしました。とある女性ユーザーが「サナって絶対前髪上げた方がいい。額を見せた方が顔が明るくなって首相として説得力が出る」という趣旨をつぶやいたものでした。

総理大臣を“サナ”と呼ぶ若年層らしいフランクさがフックとなり、拡散され愛用されるようになったこの呼び名。高市氏が日本初の女性首相だったことも親しみやすさを抱かせ、このムーブの醸成に寄与したと考えられます。

しなしながらサナ呼びのきっかけとなった投稿が、高市氏の首相就任よりも2週間以上前(自民党総裁に選ばれた翌日)だったことは非常に興味深い点です。

“ダメ押し”となった高市首相自身の発言

というのも、サナ呼びが定着する“ダメ押し”となったのが、ほかならぬ高市首相自身による「韓国好きアピール」だったからです。高市氏は10月21日の首相就任会見で、韓国との関係強化について積極的に語り、併せて「韓国コスメも使っています。韓国ドラマも見ております」」と愛着のエピソードを明かしました。

この発言が、韓国発の人気ガールズグループTWICEにも同じ愛称のメンバー、サナがいることを想起させ、女性人気の高い韓国カルチャーと高市首相との親和性を感じさせることにつながったのです。

こうした条件がそろったことによって若い世代で高市首相への関心が高まり、SNS上では彼女を“推し”として応援するムーブメント「#サナ活」まで登場しました。

高市首相が使っているという韓国コスメが何かを予想したり、会見で使っていたボールペンや職務の場面で提げていたバッグを特定して、おそろいのものを購入したりと、その内容はまさにアイドルに対して行われる「推し活」そのもの。

さらに注目すべきは、この活動がコスメやファッションのグッズ収集にとどまららず、「サナ活女子の皆さん、“推し”の政策を一緒に勉強しましょう」という呼び掛け投稿にまで発展するなど、本質的な政治への関心にまで広がる萌芽(ほうが)を見せている点です。

不特定多数の若年女性たちが主導する政治トレンドという点において、これまでとは異なる新しい動きとも言える、サナ活。これを入り口として若年層の政治関心がどれほど底上げされるのか、引き続き動向を注視していきたいところです。

(LASISA編集部)

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