50代モデルたちの休日の過ごし方

いつも健やかではつらつとした大人世代の休養時間を取材！
実は休養学に基づいた休み方のポイントが盛り沢山でした。

心も体も巡りよくして疲労を溜めない！

春に子どもたちが大学生、高校生になったAYUMIさん。
「これまでは家族のことで精一杯。自分のための時間はほとんどなかった」といいます。そして今、AYUMIさんが自分の休養のために心がけているのが、「内臓を休ませること」。

「家族のご飯を作らなくていい日は、私にとってチャンスデーなんです。以前から興味があって2年前に学んだアーユルヴェーダの『キチュリ』（米と豆のお粥）を自分のために作って食べています」。

また、体調を整えるために続けているのが、毎日のストレッチ。
「筋トレなど無理して運動すると体を傷めるので、なるべく負担をかけず、ほぐしたり、ゆるめることに専念しています。あと、お風呂にゆっくり入るのも大好きで、ローソクを焚いたり、顔のクレイパックをしたりしてリラックスしています」。

毎晩のストレッチと入浴の効果からか、これまで不眠に悩まされたことはないそう。
さらに休日は畑仕事や陶芸で英気を養っています。

「自分の好きなことしかしていないので、ストレスはない方かもしれないですね。無理せずに、自分と向き合うようにしています」

栄養タイプ

食べてファスティングができる「デリファス」。
「スムージー（朝）、昼サラダ（昼）、スープ（夜）３食セットでどれもおいしい！」

〔キチュリのレシピ〕
ギーを熱し、配合したスパイス、細かく切った玉ねぎと野菜を炒め、乾燥豆を大さじ3、米大さじ1を加えてさらに炒め、水を加えて柔らかくなるまで煮込み、塩で味を調える。

造形タイプ

数年前から通っているという代々木上原にある陶芸教室。
「土をこねて造っている間は無心になれ、思い通りに作れたときは心がとても満たされます」

親交タイプ

月一回は夫婦で車で1 時間ほどの他県にある畑へ出向き季節ごとに実りを収穫。
「暑い時季は雑草との闘い。全身運動でくたくたになりますが元気になります」

無理せず、ダラけずメリハリをつけて休息を

今年の暑い時季は休日の過ごし方を変えたという優恵さん。

「わりと休みの日に予定を入れがちだったのですが、先日熱中症にかかってしまって。あまり予定をいれないことにしたんです。７月の休日は、家でのんびり体を休めると決め、16時頃から母と一緒にゆっくり夕飯を作って２～３時間台所で過ごしていました」。

休日は、胃腸を休めるために食事は一日一食に。
料理好きで、優恵さんにとって台所に立つ時間は、癒やしの時間だといいます。

食事を作る前に入浴し、夕食を楽しんだ後は、早めに就寝。

「朝まで眠れるといいのですが明け方前に目が覚めてしまうことも。そんなときは好きな韓国ドラマを観たりして過ごし、日中に眠気が襲ってきたら、小一時間、お昼寝をしています」

お昼寝の際はソファやベッドではなく、お昼寝マットを使うのが優恵さんのこだわり。
今の家に引っ越した際に、３人がけソファを処分したといいます。

「ソファって横になってそのまま寝落ちしたり、暮らしがダラけるので、思い切って一人掛け
の椅子だけに。暮らしにメリハリがつきました」

休息タイプ

着心地がいい45Rのリネンワンピースとエルエルビーンのパンツでお昼寝。
「お昼寝マットに布を敷いて横たわると、うちの猫が寄ってきて私の腕枕で一緒に寝てくれるんです。本当に癒やされます」

寝心地を追求した ごろ寝マットスイート［縦180×横60×高さ6cm］￥11,000／nishikawa

創造・造形タイプ×転換タイプ

休日は夕方前から台所に立ち、ゆっくりと料理を楽しむことが最高にリフレッシュできるそう。料理の際に必ずエプロンを着用するのは転換タイプに当てはまります。
「エプロンは炊事の際は欠かせません。友人宅に泊まりに行く際にも持っていき
ます」
大好きで、かなりの枚数集めているというエプロン。「友人にプレゼントすることも多いです」

転換タイプ

「台湾や韓国などアジア旅行が多いですね。エスニック料理が好きなので食が楽しめ、気分転換にもなります」。
写真はベトナムに旅行したときにホーチミン像と一緒に撮影。

photograph: Aya Sunahara,Chiemi Nakajima text: Mizuki Sakaguchi

大人のおしゃれ手帖2025年10月号より抜粋
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この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

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