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「じゃあ、お前は作れるのかよ」!TBSドラマの大ヒットで脚光の 《筑前煮》… 作れる人、実際どれだけいるの?

  • 2025.10.17

「料理は女が作って当たり前!」??

筑前煮のイメージ
筑前煮のイメージ

TBSテレビ系で放送中の2025年秋クールのドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」がSNSを中心に大ヒット。これを受け、作中でたびたび登場する日本料理の「筑前煮」が突然の脚光を浴びています。「料理は女が作って当たり前!」と考える男性に対して疑問を呈するストーリーながら、「じゃあ、お前は作れるのかよ!?」と問われたときに、臆さず「はい!」と答えられる人は一体どれだけいるのでしょう??

同作は、恋人のために手の込んだ料理を作り“恋人ファースト”な彼女を演じてきたことで自分を見失ってしまった女性と、令和の時代には珍しい“亭主関白”思考な男性をめぐる物語。大学時代からの交際期間を重ね順調と思われていた二人は、プロポーズ直後に別離……! 料理を作るというきっかけを通じて、“当たり前”と思っていたものを見つめ直し成長していく、「二人の再生ロマンスコメディー」(同作公式サイト)です。

X(旧ツイッター)上の投稿を2025年10月16日(木)時点で参照すると、ドラマの影響で筑前煮への興味は急上昇。手間が掛かると嘆きつつも、筑前煮作りに挑戦する人が散見されました。

筑前煮に対する意識と行動は、性別によって分かれる傾向が見られました。

女性の投稿では、筑前煮を作れる・作ったことがあるという声が目立ちます。あるユーザーは「ドラマを見て筑前煮を食べたくなったけど作るのがだるい」と、作れるものの手間が掛かる料理であることを指摘。別のユーザーらも、子育て中の母親として家庭で作れるシンプルレシピを紹介し身近な料理としてアピールしたり、カット済み野菜セットで手軽に挑戦する意向を示したりと、日常的に親しみのある料理だとうかがわせる投稿が見られました。

あるユーザーは夫婦で筑前煮を作ったと語り、別のユーザーは「出汁(だし)にうるさいなら割烹(かっぽう)へ行って」とユーモアを交えて完成を報告。さらに、「手間は掛かったけどおいしかった」と初トライを誇るユーザーがいるなど、ドラマをきっかけに挑戦した人も少なくないようです。

一方の男性陣。筑前煮作りの経験は決して多くないものの、今回関心を持ったらしき声が散見されました。例えばあるユーザーは「筑前煮を作れるくらいの家事能力が欲しい」とこぼし、別のユーザーは「おいしい筑前煮を作れる妻が欲しい……」と、ドラマの影響をのぞかせます。別のユーザーは「筑前煮を作れる女子はマッチングアプリへ!」とその能力の“希少性”を強調したほか、自分もチャレンジしてみたいと明かすユーザーも見られました。

男女共通の反応と言えるのは、筑前煮が家庭向けの温かい料理として再認識されている点。その過程で、「茶色い見た目」や「出汁へのこだわり」をユーモアを交えてネタにしつつ、料理の手間を分かり合う風潮が生まれています。

長年主婦をしているというユーザーは、「筑前煮くらい作れて当然。お正月料理として毎年作るから」と発信。長年の経験による“慣れ”の重要性が伝わり、初心者にも挑戦を後押しする声となっています。

料理を作ってくれる人への感謝に加えて、「じゃあ、あなたは作れるの?」と問われたとき自信を持って「はい♪」と答えられるスキルを、今のうちに身に付けておきたいものです。

(LASISA編集部)

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