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値上げが続く『火災保険』 →お得になる“3つのポイント”をお金のプロが解説

  • 2025.10.20
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

ここ数年、住宅を持つ多くの人が感じているのが「火災保険の値上げ」。昔より保険料が上がっており、「どうすれば無理なくおトクに火災保険を利用できるの?」と疑問を持つ方も増えています。実は火災保険の価格動向にはいくつかの背景があり、契約の工夫次第で支払額を抑えるポイントもあるのです。

この記事では、火災保険の値上げ事情をわかりやすく解説しつつ、オトクになるコツをお伝えします。

どうして火災保険の値上げが続いているのか?主な原因を探る

まず、火災保険の保険料が上がっている理由にはいくつかの要因があります。火災保険の主な目的は火災だけでなく、自然災害などによる住宅の損害を補償することです。しかし、近年の気象変動や自然災害の頻発化が火災保険の値上げの一因として挙げられます。特に豪雨や台風による被害が増え、多くの損害が発生したことで保険会社の支払い負担が拡大しています。その結果、全体的な保険料の引き上げに繋がっているのです。

また、修繕費や建築材料の高騰も大きく関わっています。同じ箇所を修繕する場合でも、数年前に比べて1.5倍ほどの費用がかかる場合もあります。これらが合わさって、2024年以降徐々に火災保険が値上がりしているのです。

賢く火災保険を選ぶ!押さえておきたい節約ポイントとは?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

 

保険料が上がっているなか、できるだけおトクに火災保険を準備するにはどうしたら良いのでしょうか?お金のプロがおすすめするポイントを3つにまとめてみました。

1、保険内容を定期的に見直す

火災保険は「付帯している補償内容が本当に必要か」を定期的にチェックすることが大切です。たとえば、住んでいる地域が水害が少ないのに、水害での保障が必要以上についていないか、家財保険を必要最低限に絞れるか、など細かい調整をおこないましょう。補償が過剰だと余分に保険料を払うことになるため、「自宅やライフスタイルの変化に合わせて見直す」ことが節約のカギになります。

2、複数の保険会社や商品を比較する

火災保険の保険料や補償内容には商品ごとに違いがあります。複数社の見積もりを比較しながら、同じ補償範囲でも保険料の安いプランが選べます。近年はWebで無料見積もりできるサービスも充実しているので、気軽に比較検討できます。

3、 割引や特典を活用する

保険会社によっては「住宅の耐火性能が高い」「防災設備が整っている」場合に割引が受けられることがあります。具体的には、耐火建築物割引や防災機器割引などがそれにあたります。また長期契約による割引や家族割引を用意している会社もあり、うまく活用すると保険料を抑えられます。契約前に割引条件や適用範囲をしっかり確認しておくと良いでしょう。

火災保険は家を守る大切な備えですが、保険料の高騰は今後も続くかもしれません。だからこそ、加入時だけでなく更新時にも見直しをする必要があります。自分の状況や住宅の状態に合った内容かどうかを確認する習慣が求められます。

ポイントは「無駄なく適正に備える」こと。値上げがあっても何が必要で何が不要かを見極めることで、費用負担を抑えつつ安心感が維持できます。災害リスクが増えている現代で、どのような補償が求められるかを理解することが保険選びと節約に役立つでしょう。

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出典:マネーシップス 石坂貴史

失敗しない火災保険選びを目指して

火災保険の値上げが続くなかで、負担を抑えながら必要な補償を確保するのは決して簡単なことではありません。しかし、背景を理解し、複数社の比較や補償内容の見直し、割引制度の活用といったポイントを押さえれば、おトクに保険を利用できる可能性があります。

大切なのは、暮らしの変化や住宅の状態に合わせて保険を見直し、無理のない支払い計画を立てること。災害リスクの備えは大切にしながらも、安心と負担のバランスを意識した賢い選択をめざしましょう。


監修者:石坂貴史

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証券会社IFA、2級FP技能士、AFP、マネーシップス運営代表者。累計1,100件以上のご相談、金融関連の記事制作、校正・監修を手掛けています。「金融・経済、不動産、保険、相続、税制、教育」の6つのFP分野が専門。お金の運用やライフプランの相談において、ポートフォリオ理論と行動経済学を基盤にサポートいたします。


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