「あんなにムカついたのに」古風な“化石男”元カノにかけた一言に反響… 放送のたびに上がる“好感度”【火曜ドラマ】

夏帆と竹内涼真がダブル主演のTBS系火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』（毎週火曜よる10時）の第6話が、11月11日に放送された。第6話では、鮎美（夏帆）と勝男との微笑ましい一幕が話題を集めていた。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

結婚願望のないミナトの決断に賛否！ 恋愛“あるある”を感じる人も

結婚願望がないミナトは、鮎美に別れ話を切り出す。ミナトは、自分と一緒にいれば期待させたり我慢させたりするだけで、結果的に鮎美の大切な時間を奪ってしまう、と説明したのだった。

別れの決断や結婚願望がないまま、付き合っていたミナトにSNSでは、「理解できない」「付き合う前に言え」という厳しい意見も飛び出していた。一方、「優しさだよね」「早く別れ切り出してくれた方が助かる」という意見も届いている。さらに、「いるんですよ。そういうやつも」「元彼と別れた理由と全く同じだった」と、2人の別れに恋愛“あるある”を感じる声が上がっていたのも印象的だ。

歌手の大塚愛も2025年11月11日に自身の公式Xで「ミナトは自分が寂しいからってぬるぬるキープするあかん人にならずにちゃんと相手のために手放して偉かったと思うなぁ」と反応していた。

勝男の手料理をついに鮎美が食す！ SNS「報われた気持ちになった」

ミナトと別れた鮎美は、彼の家を出たことを誰にも告げず、一人暮らしを始めた。別れを知った同僚に誘われ、鮎美は、婚活パーティーに参加することに。しかし、また誰かにすがろうとしている自分に気付き、早々その場を後にした。その帰り道、鮎美の目に留まったのは、一人暮らし向け"料理特集"と書かれた図書館のポスターだった。

一方、勝男は椿（中条あやみ）のホームパーティーに手作りの小籠包を持参して参加する。だが、集まった人たちが会話に夢中で料理を残し、食べていないのを見て、勝男はもったいないと思いながら、パーティーを途中で退席した。鮎美と同じポスターを目にした勝男は、立ち寄った図書館で鮎美と遭遇。鮎美は何も食べずにいて立ちくらみをしてしまい、心配した勝男はパーティーから持ち帰った手作り小籠包を鮎美に勧めたのだった。

「まず1個目は塩だけで食べてほしくて」「2個目は…」と、食べ方のこだわりを語る勝男。実は、パーティーでも同じように“こだわり”を伝えたのだが、受け入れられなかった。そのため、思わず「…ってうるさいか」と自ら反省し、説明を中断しようとする。しかし、鮎美は「教えて」と、勝男の“こだわり”通りに小籠包を味わったのだ。勝男は、鮎美の「おいしい」という言葉を聞いてガッツポーズをし、「うれしい。鮎美に俺の食べてほしくて、料理を始めたからね」と、心底幸せそうな笑顔を見せる。蒸し紙にくっついた小籠包の生地もきれいにはがして食べようとする鮎美を見た勝男が、その価値観に共感していたのも印象的だった。

SNSでは鮎美に手料理を食べてもらえた勝男に対し、「救われたように思えた」「報われた気持ちになって泣いた」「同じ価値観っていいよね」と、2人のやりとりに感動の声が上がっていた。

“昭和化石男”だった勝男の好感度が上がりまくり！

2人で小籠包を食べながら、実は鮎美が少食ではなかったことを知り、「我慢させてたんだ？」と発言する勝男。しかし鮎美は、「勝男さんのせいじゃない」と伝えた。人に頼ってばかりで自分がどうしたいか分からないこと、分かっていても変われないと、鮎美は勝男に打ち明けた。そして「バカでみじめって感じだよね」と自虐する。すると、勝男は「鮎美はバカでもみじめでもない。俺と一緒にいるときからずっと」と言い、彼女を勇気づけた。

頭の固い古風な価値観を持つ“化石男”な一面は、さほど変わっていない勝男。だが、行いを反省して変わろうと努力する所、鮎美に伝えたように、思いを届けようとする姿勢が、視聴者に好印象を与えている。「好きになってきてしまった」「好感度が毎回あがりまくり」「あんなにムカついたのに」と、第6話でも勝男の好感度が上がっていた。

そんな本作は、第6話にて番組最高視聴率を更新。「なんでもないような普通やり取りで自然と涙が出る、毎回」「毎回大笑いするシーンもあるけど、必ずウルッとするところもあって1時間が早過ぎる」「毎週面白さ更新」との声が上がるなど、人気はとどまることを知らない。SNSで「＃あんたが」「＃じゃあつく」のハッシュタグが躍る日々は、まだまだ続きそうだ。

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出典：
@ai_otuka99 大塚愛公式X（2025年11月11日投稿）
＜じゃあ、あんたが作ってみろよ＞夏帆×竹内涼真TBS“火10” 第6話視聴率8.1％で番組最高更新 化石男よ、忍耐女を救え！|MANTANWEB

TBS系 火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』毎週火曜よる10時
ライター：小松加奈
ライター／編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー／レビュー／コラム記事などを手掛ける。