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ピザにリゾットに、へんてこ野菜?イギリスのリアル食事情【たかまるゆうかの英国スケッチー海外生活で気づいたことー】

  • 2025.9.29

2025年6月にイギリスに渡り、新天地での生活がスタートしたイラストレーター・たかまるゆうかさん。イギリス滞在中に体感した文化や歴史、気になるグルメやスポット、現地マダムのファッション事情などを月に1回のペースでお届けします!

イギリス生活の買い物事情

人間が生活する上で最も重要な要素「衣食住」の中の1つ「食」。イギリスでの生活が始まって、まず最初に覚えたのは最寄りのスーパーへ道のりでした。食が豊かではないというイメージが強いイギリスですが、生活する以上おいしいものを買いたいですよね!
私の住むニューカッスルでの食材の大まかな入手先は下記の4つ。

①スーパー
高級志向のものから、ディスカウント商品を扱う格安スーパーまで、さまざまなローカルスーパーのブランドが存在します。
※地域によって価格や品質レベルに違いがあるかもしれませんが、その点はご了承ください
高級【Waitrose、Marks & Spencer】
中間【Tesco、Sainsbury’s、Morrisons、Co-op】
格安【Asda、Lidl、Aldi】
その他、冷蔵・冷凍食品をメインに扱う下記のブランドもあります。
【Iceland、Heron Foods、Farmfoods】

②市場
ニューカッスル中心街にはグレンジャー・マーケットという市場があります。生鮮食品から雑貨までさまざまなお店が軒を連ねています。

③週末のストリートマーケット
ニューカッスルでは3つのフードマーケットが開催されています。
・Quayside Sunday Market
・Tynemouth Market
・Jesmond Food Market
私は「Quayside Sunday Market」でのみ買い物経験あり。街の中心のタイン川沿いに屋台や露店が軒を連ねています。

輸入食品店
ニューカッスルでは、アフリカや南米、東欧・中欧、インド・中東、アジア各国の食材を取り扱う輸入食品店が複数展開されています。日系の食材は調味料、米、麺類、菓子などが手に入ります。

グレンジャー・マーケット

週末のストリートマーケットの様子

いつもは買わないものを食べてみる

イギリス生活をするうえで、食に関して探求してみたいと密かに考えていたことが2つありました。
1つ目は、見慣れない食材を食べること。スーパーやマーケットで目にする未知の食材。一度どんな味なのか挑戦したいと思っていました。
2つ目は、料理が面倒な時に頼れる冷凍食品かチルド商品を探す。日本では料理が面倒なときにコンビニやスーパーで出来合いのものを買って帰るという選択肢があったので、イギリスでも同じようなことができないかな?と思っていたのです。
 
ということでさっそく買い物に行ってきました。

1. 見慣れない食材を食べる

①バターナッツスクウォッシュ(Butternut Squash)
見た目はひょうたんのような形のツルッとしたかぼちゃのような感じ。
切ってみるとオレンジ色で、日本になじみがある野菜で例えるとかぼちゃが近い気がします(硬く表面がツルツルしていて、少々切りづらいです)。
〜焼いたあと〜
日本のかぼちゃのように柔らかくなりましたが、ホクホク感は少なめです。

②スウェード(Swade)
紫の丸い野菜。根元の部分は不揃いにカットしてある状態で売られています。中は薄黄色でカブのように身が詰まっていて弾力あり。
〜焼いたあと〜
カブと芋をミックスしたような食感。香りはカブに近いです。

③パースニップ(Persnip)
白い人参? 高麗人参? 鼻にツンとくる独特な香りがあります。
〜焼いたあと〜
筍のような食感。焼く前からの独特な香りはそのままなので好き嫌いが別れる味。

今回はこの3つの野菜を買い、オーブンでローストして食べてみました。

①、②に関しては見た目に反して食べ慣れた食材に近いものを感じました。
味噌汁など日本の出汁を使った料理にも合いそうです。今回はそれぞれベストな調理法ではないかもですが、もしイギリスで今後料理をされる方は夕飯の材料にしてみてはいかがでしょうか?

2. 料理が面倒な時に頼れる冷凍食品かチルド商品を探す

私調べですが、現地の人におすすめの冷凍・チルド食品を聞いてみたところ、挙がったのはピザとパイ料理でした!

ピザ
冷蔵・冷凍ともに、どこのスーパーにもあります。サイズや購入するスーパーにもよりますが、冷蔵の場合は1枚⒊5〜5£程度で購入できます。
生地は焼いた状態なのでオーブンかフライパンで焼くだけですぐ食べられます。間違いない味です!

パイ料理
現地の人によるとチキンのパイとステーキパイが特におすすめとのこと。
今回はステーキパイを見つけたので購入。200℃のオーブンで、35分熱して完成。
中身がどうなっているのか、味付けはどうなのか正直不安でしたがとてもおいしかったです! お肉はグレイビーソースで柔らかく煮込まれていました。

リゾット
おすすめにはなかったのですが、ステーキパイの隣にあって気になったので買ってみました。選んだのは、チキンが上にどんとのっているボリューミーなリゾット。200℃のオーブンで、30分熱して完成。
お米ではなくもち麦を使ったリゾットでしたが、食感もよく、上にのった鶏胸肉も柔らかく、こちらもとてもおいしかったです。

イギリスの食べ物は薄味なものが多いイメージでしたが、今回食べた3品はすべておいしく、正直驚きました。料理を少し手抜きしたいときや、旅行者の方も滞在先にキッチンがあれば食費を抑えられるのでおすすめです。

今月のひとことメモ

ニューカッスルは、スーパーや市場、ストリートマーケットが充実しており、季節の野菜や果物、地元産のチーズやパンといったイギリスならではの食材から、日本をはじめとする各国のインターナショナルな食材まで手に入りやすい街でした!

そして、イギリスのスーパーや飲食店を少しずつ開拓していくうえで実感したのは「日本食の浸透具合」。
特に抹茶。私が知る限りですが、10年くらい前は抹茶ドリンクが飲めるお店は英国内の辻利の店舗、スターバックス、タピオカドリンク店くらいだったのが、「matcha」と検索すると、以前は取り扱っていなかったチェーンのカフェや独立系のカフェまでヒットします。

苺のコンポートやソース、ミルク、抹茶が層になっているアイスストロベリー抹茶ラテはトレンド化しており、本当によく見かけるメニューです。
私は先日スフレパンケーキ店に行ったのですが(スフレパンケーキも日本発祥ですよね⁉)、そこでも抹茶のパンケーキがありました。抹茶を筆頭とした日本食の普及のおかげでホームシックもかなり抑えられている気がしました(笑)。


※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

イラストレーター
たかまるゆうか

たかまるゆうか

東京都出身。2020年よりイラストレーターとして活動を開始。日本画の素材や鉛筆の質感などをミックスした画風で、アイボリーの背景に「海外を思わせる空気」をまとったイラストレーションを描く。雑誌、書籍、文房具など様々な媒体で活動中。

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