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実は楽しいばかりではない運動会…練習で「疲れすぎ」と「やりたくない」が見られたら心がけたいことは?

  • 2025.9.22

こんにちは。元教員で12年間小学生を教えていた、家庭での知育で3歳の娘をIQ130まで伸ばしたまーやです。運動会シーズンが近づくと、朝なかなか起きられなかったり、些細なことでイライラしたり、疲れているように見えたり…お子さんの様子がいつもと違うように感じたことはありませんか?「うちの子だけかな?」と不安に思っているママもいるかもしれません。今回は、一人の親として、そして小学校教員として、たくさんの子どもたちと向き合ってきた私の経験から、運動会シーズンのお子さんの疲れのサインと、そのサインに気づいた時にお家で心がけてほしいことについてお話しします。ママやパパのモヤモヤを晴らし、お子さんとの時間をより温かいものにするきっかけとなれば幸いです。

行事はワクワクばかりではない!?

教員時代、運動会などの大きな行事が近づいてくると、朝なかなか起きられなかったり、いつも以上にイライラしていたり、疲れてぐったりしているお子さんをたくさん見てきました。運動会は、子どもが普段の生活とは違う「特別なこと」に挑戦する機会です。本番までに、たくさんのことを覚え、練習を重ねなければなりません。例えば、かけっこ一つとっても、並ぶ順番や走った後の移動場所など、細かいルールがたくさんあります。さらに、「1位になりたい」「ビリになったらどうしよう」といったプレッシャーを感じる子もいます。競技がたくさんあれば、その分覚えることも増えていきます。同時に小学校では、行事の練習と並行して授業も進んでいくので、子どもたちはいつも以上に頭がフル回転。疲れないわけがありませんよね。幼稚園のお子さんも同じです。年齢が小さいほど、初めての行事をたくさん経験します。すぐに適応できる子もいれば、ダンスを覚えるのが苦手で、それがきっかけで「行きたくない」と感じてしまう子もいるかもしれません。

わが家の娘も運動会練習で……

わが家の娘は、3歳の時に初めての運動会を経験しました。本番が近づくにつれて、家で疲れが見え始め、時にはパパに八つ当たりする姿も見られました。そこで、わが家が心がけたことはたった一つ。いつもより少し早く寝ることだったんです。わが家はもともと18時〜19時には就寝させていましたが、さらにいつもより10分でも早く布団に入るように心がけました。疲れが溜まった状態だと、翌日の練習に集中できないし、いいことが何もないからです。たくさん寝て、心身ともにスッキリして一日を始めることを心がけるだけで、娘の心は安定し、前向きな気持ちで運動会を迎えることができました。運動会当日も、満面の笑みで終わらせることができました。終わった直後には、娘がほっとした表情やいつもよりテンションが高かった様子を見ると、娘なりにいろんなプレッシャーの中、頑張ってやり遂げたことも伝わってきました。

いつもと違う様子が見られたら?

「運動会は成長のチャンスだから、頑張ってほしい!」「かけっこで早く走ってほしい」「ダンスを上手に踊ってほしい」そういった気持ちは親として当然です。もちろん、期待することは悪いことではありません。ただ、お子さんがいつもと違う様子を見せていたら、まずは話を聞いて気持ちを受け止めてあげたり、いつもより早めに休ませるなど、心と体の回復を意識するだけで、お子さんの様子は全然違ってきます。特に、運動が得意な子は運動会を心から楽しみにしていることが多いですが、運動が苦手な子にとってはストレスがかかりやすいものです。そういったお子さんに、親が過度な期待をかけるのは逆効果になってしまうこともあります。そんな時こそ「今日はたくさん練習して疲れたね。がんばったね」「頑張っているのはママも見ていて十分伝わっているよ。そのままでも大丈夫だよ」などとお子さんの頑張りを認める言葉をかけてあげましょう。お子さんの肩の力を抜いてあげることで、お家が安心できる居場所(=心身の充電場所)となり、翌日からまた頑張れるようになります。

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家でできることはとても簡単

お子さんを想う気持ちはどのご家庭も同じです。お子さんには全力で頑張ってほしいし、楽しい思い出を作ってほしいですよね。もし、これからの運動会シーズンでお子さんにいつもと違う様子が見られたら、まずはいつもよりスキンシップを多めにしたり、一緒にゆっくり過ごす時間を意識して増やしてみてください。中でも私が一番おすすめなのは、早寝を心がけることです。これは運動会をとても楽しみにしているお子さんにも、とても効果的です。運動会という非日常の体験は、お子さんを大きく成長させてくれる一方で、ストレスが大きくかかっている状態。いつもより意識して体を休ませてあげることが大切なんです。また、「お家はいつでもあなたの味方だよ」というメッセージが伝われば、お子さんは安心して、また明日も一歩を踏み出す勇気を持つことができます。ご家庭で笑顔あふれる時間が増えるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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Instagram:まーや(@ma_ya.chiiku)

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