1. トップ
  2. レシピ
  3. 【都島】ご飯が主役!土鍋で炊いた島根のコシヒカリ『仁多米』と糀ランチが楽しめる「SANIN(サニン)食堂」がオープン!

【都島】ご飯が主役!土鍋で炊いた島根のコシヒカリ『仁多米』と糀ランチが楽しめる「SANIN(サニン)食堂」がオープン!

  • 2025.9.9

<大阪発>リビングWeb地域特派員のいぶきです。 今回は、都島区都島本通3丁目に7月24日にオープンした「SANIN(サニン)食堂」に行ってきました。 お店の外観は、白と緑を基調にした清潔感のあるデザインに木製のドアや窓枠と、自然をモチーフにしたような雰囲気で優しくかわいらしい印象を受けます。

出典:リビング大阪Web

中に入ると想像以上に広く、白い壁と木の温もりが心地よく広がる空間。 青白いタイルが印象的なカウンター席とテーブル席が並び、ベビーカーでもゆったり入れる広さで、小さなお子さま連れでも安心して過ごせる雰囲気です。

出典:リビング大阪Web

店名「SANIN(サニン)」に込められた思い

「SANIN」と書いて“サニン”と読む店名。由来は山陰地方の「山陰=SANIN」です。海外の方から見れば「山陰」ではなく【サニン】と読むことになります。そのユニークな響きから、皆さまに「サニンって何?」と興味を持ってもらえるようにとの願いも込められているそうで、店主・西村さんは「会話やつながりのきっかけになれば」と話してくれました。

出典:リビング大阪Web

実はこの場所、もともとは西村さんのおじいさまが飲食店を営んでいた場所。その後はお母様たちがパンと洋菓子のお店として使用していましたが、しばらくの間お休みされており、この夏、親子で力を合わせて「SANIN食堂」として新たにスタートしました。

島根県のおいしいお米が主役!

店主・西村さんのお父様は島根県出身。幼い頃から島根のコシヒカリの最高峰といわれる「仁多米(にたまい)」を食べて育ったそうです。しかし大阪ではなかなか出合えないお米。この「仁多米」のおいしさを多くの人に知ってほしいという想いが、サニン食堂の根幹にあります。

出典:リビング大阪Web

お米は玄米のまま仕入れ、当日に精米。さらに、仁多米を炊くときに使うのは鳥取県のおいしい天然水。お米と相性抜群の水が引き出す甘みと香りは格別です。5合炊きの土鍋で直前に炊き上げ、ほとんど保温時間はなく、常に炊き立てを提供。小ぶりの土鍋だからこそ実現する“お米が立った”ふっくらつややかなご飯がいただけます。

出典:リビング大阪Web

そしてうれしいのは、この鳥取の天然水が食卓のお水としても提供され、ランチと一緒に味わえること。ご飯を引き立てる水そのもののおいしさを飲んで実感できるのも、サニン食堂ならではの体験です

本日の「SANIN健康ごはん」

私がいただいたのは「SANIN健康ごはん」。 メインディッシュ、日替わりDELI、汁物、ご飯、ドリンク

出典:リビング大阪Web

SANIN健康ごはん(レギュラーサイズ)

取材当日のメインは中華風白身魚の野菜たっぷりあんかけ。米粉でとろみをつけ、麹の甘みを生かしたやさしい味わいで、白身魚のふっくら感を引き立てていました。 さらに小鉢として、れんこんサラダ、おから煮、スチームじゃがいもの玉子とチーズあえと、バランスのよい副菜が並びます。 汁物は西村さんこだわりの命名「糀ミルクのMISOスープ」。味噌汁ではなく、甘糀と味噌を合わせた新感覚のスープ。やさしい甘みとまろやかな旨みが体に染み渡るようでした。 ドリンクは「糀ビネガージュース」。自家製のフルーツビネガーに甘酒を合わせたもので、この日は温州みかんビネガー。ほんのりフルーティーかつ爽やか。食後感をすっきりと整えてくれます。寒い時期には甘酒が提供される予定だそうです。 そしてもちろん、主役は「奥出雲仁多米ごはん」。 一口食べれば、噛むほどに広がる甘みと香りに驚き。「大阪にこんなご飯が食べられるお店があったなんて!」と感動しました。 「SANIN健康ごはん」はお盆に一皿ずつ丁寧に盛られたレギュラーサイズ(1400円)と、ワンプレートで気軽に楽しめるライトサイズ(850円)が選べ、レギュラーでは仁多米のご飯大盛りが無料なのもうれしいポイントです。

SANIN食堂の4つのこだわり

1.奥出雲の仁多米を使用 毎日その日に使う分だけ玄米から精米し、炊き立てを提供。 2.仁多米から作る自家製甘糀 料理やスイーツ、ドリンクに使い、健康的でやさしい甘みを実現。 3.子どもから大人まで楽しめる糀甘酒 米と米麹だけで造るノンアルコール甘酒は、お子さまにも安心。 4.自家製糀ビネガードリンク フルーツビネガーや甘糀を合わせ、美容と健康を内側からサポート。

出典:リビング大阪Web

ご飯・副菜・スイーツ・ドリンクまで、すべてに“仁多米と麹”を生かした工夫が詰まっています。 また甘糀や甘酒だけでなく、フルーツビネガーも自家製で何種類か常備されていますが、季節によってフルーツの種類は変わるそうです。

出典:リビング大阪Web

自家製フルーツビネガー

スイーツは“パティシエの母の味”

デザートは、お母様の手作り。元パティシエとしての技術と工夫が光ります。 自家製甘糀入りチーズケーキ:ヨーグルトと麹を使用したケーキ。濃厚なのに軽やかで何個でも食べられそう。

出典:リビング大阪Web

自家製甘糀入りプリン:豆乳と麹で仕上げ、カラメルのみ砂糖を使用。やわからくて口の中ですぐになくなってしまうほど。

出典:リビング大阪Web

どちらにも添えられる豆乳生クリームは驚くほどふんわりで豆乳とは思えない濃厚さ。ヘルシーながら「罪悪感ゼロ」で満足感たっぷりのスイーツです。 カフェ時間は、先ほど紹介した「糀ビネガージュース」だけでなく、コーヒーやカフェラテ、カフェオレ、紅茶、オレンジやリンゴジュースもあり、スイーツとドリンクを一緒に注文すると50円引きになりますよ。

SANINの朝の顔

午前中はご両親が担当し、モーニングも提供されています。 現在はトーストやだし巻き玉子サンドが人気ですが、今後は「仁多米のおにぎりモーニング」も計画中。 朝から土鍋炊きのおにぎりをいただける日が楽しみです。

島根と鳥取の自然の恵みを大阪で味わえる特別な場所

「SANIN(サニン)食堂」は、島根と鳥取の自然の恵みを大阪で味わえる特別な場所。 ・白い壁と木を基調にした明るい店内で、ベビーカーOK ・奥出雲仁多米 × 鳥取の水 × 土鍋炊き=極上のご飯 ・麹を生かした料理・スイーツ・ドリンクで罪悪感ゼロのおいしさ ・親子三代でつながる“食堂の歴史”と、地域に開かれた温かいお店

特におすすめしたいのは、やはり仁多米の炊き立てご飯。お米が主役になるランチはなかなか出合えません。 大阪にいながら山陰の自然の恵みを味わえる、とっておきの一軒です。 最新メニューや営業情報は、Instagramで発信中。最新のランチやスイーツ情報をチェックしてから訪れてみてください。

SANIN (サニン)食堂
住所:大阪市都島区都島本通3丁目7-9
(大阪メトロ谷町線「都島」駅1番から徒歩約5分)
営業時間 モーニング:7:30~11:00
ランチ:11:00~14:00
カフェタイム:14:00〜17:00
ディナー:予約のみ17:00~21:00
定休日:日曜
店内禁煙
https://www.instagram.com/sanin_shokudou/

元記事で読む
の記事をもっとみる