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『お金が貯まる人』はやっている…便利だけど買わない“意外な食品”とは?【お金のプロが解説】

  • 2025.10.2
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

忙しい現代人にとって、短時間で食事を用意できる便利な食品は大助かりですよね。しかし、なぜか「お金が貯まる人」はそのような便利食品をあまり買わない傾向があります。一見「すぐに栄養が摂れてラク」と思える食品ですが、節約上手な人はどのような理由で避けて、何と置き換えているのでしょうか?

今回は「便利だけど買わない食品」の裏側と、それが賢いお金の使い方にどう繋がるのかをわかりやすく紐解いていきます。

実は割高?流水麺と冷凍チャーハンのコスパの罠

流水麺とは、袋から出して水でほぐすだけで冷やし中華やざるそばがすぐに楽しめる便利な食品。冷凍チャーハンも、解凍・焼くだけで簡単に一品完成します。どちらも調理時間の短縮や手軽さは魅力的ですが、価格と内容をよく見てみると、「本当に経済的なのか?」という疑問が湧いてきます。

流水麺は生麺や乾麺よりも割高なうえ、使い切りパック形態が多いので一食あたりの単価がどうしても上がります。同様に、冷凍チャーハンも外食や自作に比べると割高な場合があり、しかも冷凍食品は塩分や添加物が多めで健康面にも配慮しなければなりません。食費の無駄遣いを避ける賢い消費者は、このあたりのバランスをよく考えて購入を控えているのです。

賢い人はこうする!便利食品依存を減らす節約&健康習慣

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では、忙しい中でもどうやってカンタンで経済的な食事を実現しているのか?ポイントは「手間を工夫して手作り寄りにシフトする」ことです。例えば、流水麺の代わりに乾麺をまとめ買いして保存します。まとめ買いした乾麺は、必要な分だけ茹でて使いましょう。冷凍チャーハンは冷凍ご飯を活用して自作するなど、ちょっとした工夫でコスパを大幅アップできます。

また、まとめて調理して冷凍保存する「作り置き」も賢いテクニックです。働く人の強い味方として、休日に時間をかけて作り置きした料理を活用すれば、忙しい平日でも栄養バランスを保ちつつ食費の節約につながります。さらに、調味料や食材の使いまわしや、季節の旬を取り入れた献立計画も効果的です。

こうした工夫は健康面への配慮にもつながります。流水麺や市販の冷凍チャーハンは便利ですが、塩分や添加物の摂取が増えやすく、長期的な健康リスクも考えられます。お金が貯まる人は、経済的かつ健康的な「自分流の食生活」を意識していることが多いのです。

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出典:マネーシップス 石坂貴史

便利食品に頼りすぎない賢さが、お金を貯める秘訣

便利な流水麺や冷凍チャーハンは、忙しい現代人にとって強い味方です。しかし、毎日のように使用するとコストも健康リスクも積み重なり、お財布と体に負担がかかります。

お金が貯まる人は、便利食品の良さをうまく活かしつつも、その依存を控え、手作りやまとめ買い、作り置きでコスパと健康を両立しているのです。このように便利食品に頼りすぎない習慣と秘訣を参考にしつつ、ご自身の買い物を一度振り返ってみてはいかがでしょうか。


監修者:石坂貴史

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証券会社IFA、2級FP技能士、AFP、マネーシップス運営代表者。累計1,100件以上のご相談、金融関連の記事制作、校正・監修を手掛けています。「金融・経済、不動産、保険、相続、税制、教育」の6つのFP分野が専門。お金の運用やライフプランの相談において、ポートフォリオ理論と行動経済学を基盤にサポートいたします。


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