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実は『富裕層の人』には“意外な共通点”があった。元銀行員が明かす、節約すべき「3つのポイント」とは? 

  • 2026.2.1
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「富裕層」と聞くと、欲しいものを自由に買い、贅沢な暮らしを謳歌している姿を想像するかもしれません。しかし、信託銀行の窓口で多くの資産家をサポートしてきた経験から言えるのは、彼らは驚くほど「シビアな節約家」であるという事実です。

彼らが資産を築き、守り続けているのは、決して収入が多いからだけではありません。「どこに1円を使い、どこで1万円を削るか」という独自の哲学を持っているからです。今回は、銀行員だけが知っている、本物の富裕層が共通して実践している「賢い節約の流儀」を解き明かします。

富裕層がしている節約術3選

富裕層には、共通するお金の使い方があります。無理をするのではなく、自然と節約術を身に付けていることが、富裕層の特徴です。多くの富裕層が自然と身に付けている節約術を見ていきましょう。

1.コンビニには行かない

銀行員として多くの富裕層に接しましたが、共通しているのはコンビニを利用しないという点です。

しかしコンビニを利用しない一方で、高級品を扱っている上級スーパーや百貨店はよく利用しています。コンビニは24時間いつでもどこでも利用できるかわりに、商品単価が高いです。

一方で上級スーパーや百貨店は、商品の質がよいために価格も高くなっています。つまり富裕層はよい商品にはお金を使いますが、コンビニのような付加価値にはお金を使いません。

購入する商品の質にあった対価は払う一方で、コンビニ商品のような必要のない付加価値にはお金を使わない、というスタンスが富裕層には共通しています。

2.固定費を徹底的に削減する

富裕層は潤沢に資金を使えるイメージがあるかもしれませんが、固定費にはこだわっている人が多いです。固定費といってもさまざまですがとくに富裕層が気にしているのが、電気代や税金・サブスクなどのムダな経費です。

とくに税金は収入が増えるほど高額になるため、多くの富裕層が節約を意識しています。一方で住宅費や教育費には、お金を惜しまない傾向にあります。住宅費は生活の質に直結する部分であり、教育費は将来への投資ともいえます。このように富裕層はお金を使うにあたり、メリハリをはっきりとさせています。

3.見栄のためにお金を使わない

見栄のためにお金を使うかどうかが、富裕層になれるかどうかの境目ともいえます。収入が少ないうちは日々の生活に手一杯で、周りを気にする余裕はないかもしれません。しかし収入が上がっていくにつれて、周囲との同調圧力が高まるでしょう。

「みんなマイホームを購入しているから、ウチも買わなきゃ」「ウチの子も私立を受験させなきゃ恥ずかしい」のように、見栄のために無理してお金を使っている家庭は少なくありません。富裕層になる人たちは、このような見栄のためにお金を使いません。

教育費や住居費にはお金をかけますが、周囲に惑わされることなく必要なものにお金を使っていることが特徴です。お金を使うべきポイントと、軸がしっかりとしている点が特徴といえるでしょう。

資産を築くのは「稼ぐ力」以上に「使う選別力」

富裕層が節約と無縁に見えるのは、彼らのお金の使い方が非常に洗練されているからです。「必要なものには惜しみなく、不要なものには1円も出さない」というシンプルな鉄則が、強固な資産の土台を作っています。

今日から取り入れたい富裕層の習慣:

  • 「ついで買い」を卒業: 便利さのために割高な価格を受け入れていないか問い直す
  • 固定費を再点検: 1度設定したままの支払いを見直し、徹底的にスリム化する
  • 「見栄」の支出をカット: 周囲へのアピールではなく、自分の価値観に合うものだけに投資する

資産形成の第一歩は、魔法のような投資術を見つけることではありません。まずは富裕層が持っている「お金の選別眼」を真似することから始まります。


監修者:ゆきひろ
信託銀行に勤務する傍ら、金融系の記事も執筆する兼業ライター。日々富裕層顧客に金融や不動産を活用したウェルスマネジメントや税務に関する提案を行っており、培った知識と経験を活かして情報発信を行っている。過去には大手カード会社でクレジットの審査業務経験もあり、金融全般の知識に明るい。FP1級、宅建士を保有。