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「10歳からずっとコブクロのファンで…」→20年後、万博で本人とまさかの共演。男性が明かした“感動のウラ側”

  • 2025.10.23
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(C)SANKEI

2025年大阪・関西万博で、思わぬサプライズが話題になっています。小学4年生の時、「半成人式」で聴いた「エール」。それ以来20年間ずっとコブクロのファンだったという男性が、万博のステージで小渕健太さんと夢の共演を果たしました。リハーサルなし、挨拶してわずか10秒後には本番スタート。緊張の中で生まれた感動のエピソードとは——。

万博で一番の思い出は「コブクロとの共演」

大阪・関西万博に100回以上も足を運び、YouTubeチャンネル「万博ニキ_expo2025bro」で万博の魅力を発信している万博ニキ(通称:パクニキ)。そんな彼に「万博で一番の思い出」を尋ねると、即答でこう返ってきました。

「やっぱり1位は、コブクロの小渕さんと一緒に『エール』を歌ったことですね」

実は彼、ずっとコブクロのファンだったそう。特に「エール」という曲には、特別な思い入れがあるといいます。

小学4年生の「半成人式」で出会った一曲

「エール」との出会いは2006年。当時10歳だった彼は、小学校の「半成人式」でこの曲を聴きました。

「それ以来ずっと好きな曲なんです。20年ぐらいの思いを込めて歌いました」

コブクロがメジャーデビューした2001年から数えれば、「エール」は25年近く愛され続けている楽曲。彼にとっては、小学生の頃から人生を共に歩んできた、特別な一曲だったのです。

「まず、ギターの出だしがかっこよくて…歌詞の内容も“人生の応援歌”で毎回すごく元気をもらえるんです。頑張っていれば誰かが見てくれている、だから頑張ろう、そう思わせてくれる素敵な楽曲です」

抽選企画に当選、しかも倍率は低めだった?

実は、この共演は、万博会場で開催された事前抽選制の企画でした。企画が決まったのも3週間ほど前だったそうで、まだあまり大々的には公表されていなかったといいます。

「しれっとあまり知られないまま、そこまで倍率も高まらないうちに応募して、見事当選しました」

20年来のファンにとって、これ以上ない幸運。当選の知らせを受け取った時の喜びは、想像に難くありません。

挨拶して10秒後には本番、リハなしの緊張のステージ

ステージ当日、彼はリハーサルがあるものと思っていました。ところが——。

「ステージ上で、小渕さんが『こんにちは』と挨拶してくださったのですが、その10秒後には本番の演奏が開始しました」

想像以上にあわただしい展開に、思わず頭が真っ白になりそうなところ。しかし、長年歌い慣れた大好きな曲だったことが、彼を救いました。

「もう何十年も歌い慣れた曲だったこともあり、慌てず冷静に歌うことができました」

生演奏の難しさと、小渕さんの優しいフォロー

とはいえ、カラオケとは違う生のギター演奏。テンポを取るのは思った以上に難しかったそうです。

「ギターの生演奏はそもそも音の感覚やテンポを取るのが難しく、その上で本番独特の緊張感もありましたが、しっかり最後まで歌い切れたのは本当に良かったなと思います」

実は裏側で、プロならではの優しいサポートがありました。

「私が微妙なところでテンポがずれてしまいそうな時、小渕さんにはうまくギターで合わせていただきました。また、時々、隣で目を合わせてくださったので、息遣いを感じながら歌い切ることができました。本当に感謝しています」

小渕さんが絶妙にギターで合わせてくれたおかげで、安心して歌うことができたのです。

「すごく楽しかった」興奮した口調で返ってきた言葉

そして、歌い終わった後、小渕さんから思わぬ言葉が返ってきました。

「『本当に今まで2人でやってきたようですごく楽しかった』というふうに、言ってくださったんです」

プロのアーティストが、興奮した様子でそう語ってくれた。20年来のファンとして、これほど嬉しいことはないでしょう。

「本当に、ものすごく嬉しかったです」

「黒田です」の冗談と「第二のコブクロ」発言

実は自己紹介の場面で、彼はちょっとした冗談を飛ばしました。

「自己紹介のときに冗談で『黒田です』って言ったんです」

コブクロは黒田俊介さんと小渕健太さんのデュオ。つまり、もう一人の「黒田」を名乗ったわけです。

「その後に『万博ニキです』と言い直したら、何人か知ってくださってる方もいらっしゃって」

さらに最後には、MCの方が「第二のコブクロ、誕生しますか?」と振ってくれたそう。

「それがすごく嬉しかったです」

冗談から始まったやりとりが、温かい雰囲気を生んだのでしょう。

この感動的な共演の様子は、X(旧Twitter)でも大きな反響を呼びました。

「実は私の動画を上げてくださった方がいたみたいで、15万から20万ぐらいインプレッションがついてたみたいです。結構話題になっていたみたいで」

多くの人が、この20年越しの夢が叶った瞬間をシェアしたくなったのでしょう。

まとめ

小学4年生の時、「半成人式」で出会った「エール」。

それから20年間、ずっと大切にしてきた思いが、万博という舞台で一つの形になりました。リハーサルもなく、挨拶してわずか10秒後には本番という緊張の中、小渕さんの優しいフォローに支えられながら歌い切った時間。隣で目を合わせながら、息遣いを感じながら歌った経験は、きっと一生忘れられない宝物になったはずです。

「頑張っていれば誰かが見てくれている、だから頑張れ」

——そんなメッセージを込めた「エール」。今度は彼自身が、この感動の経験を通じて、誰かにエールを送る番なのかもしれません。


取材協力:万博ニキ(パクニキ)さん(YouTube

大阪市内在住の20代後半男性。大阪・関西万博に100回以上訪れ、全パビリオンを制覇済みの万博マニア。

YouTube活動を通して、日本中に万博の魅力を発信している。