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『貯金できる夫婦』と『できない夫婦』→カギになる“たった1つの違い”とは?【お金のプロが解説】

  • 2025.9.29
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

夫婦で貯金がうまくいくかどうかは人生設計に大きく影響しますよね。でも「なんでかうちは貯金が貯まらない」「周りの夫婦は上手くやっているのに…」と感じたことはありませんか?実は、貯金できる夫婦とできない夫婦を分けるポイントはただ1つ。今回はその秘密を明らかにし、あなたの家計管理のヒントにしてもらえるようお伝えします。

貯金成功のカギは「コミュニケーションの質」にあり!

貯金できる夫婦とできない夫婦。この違いは大げさな話ではなく、多くの調査や専門家の意見によると“お金についてのコミュニケーションの質”に集約されます。つまり、お互いが収入や支出、将来の目標などをしっかり話し合い、理解し合っているかどうかが重要なのです。

実際に、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーが指摘するところによると、「話し合いが頻繁で具体的」「双方が納得した共通の貯金目標を持っている」ことが、貯金達成率を大幅にアップさせています。逆に、貯金できない夫婦はお金の話を避けたり、不安やストレスを溜めこみがち。無理して隠してしまうと、問題の根本が見えにくくなり、結果的に貯金が難しくなります。

具体的な習慣が成果に直結!

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

毎月「家計ミーティング」を設けて貯金目標を立てるのがおすすめです。ミーティングといっても堅苦しいものではなく、カフェで話したり、スマホの家計簿アプリを一緒に確認したりと、楽しく続けられる工夫がポイントです。

また、貯金できる夫婦は「未来の夢や目標」を共有し、そのために必要なお金や節約のアイデアを2人でで話し合うため、お互いのモチベーションもアップ。例えば「子どもの教育費のために毎月○万円貯めよう」「〇年後にマイホームの頭金を準備する」といった具体的な金額目標が明確になると、目標(ゴール)から逆算して計画できるため日々の節約意識も自然と高まるはずです。

一方で貯金できない夫婦は、将来設計が曖昧で「お金のことはどちらかが管理しているから大丈夫」という受け身の姿勢が目立ちます。この「共通認識のなさ」が、思わぬ浪費や貯金の失敗を招き、結果として家計に悪影響を与えることがあります。

まとめ:豊かな未来をつくるのは“対話の時間”から

以上のように、夫婦で貯金ができるかどうかの“たった1つの違い”は「お金に関する対話の質」に集約されます。具体的に話し合い、共通の目標を作り、一緒に問題解決に取り組むことで、貯金が自然と増え、安心できる家庭が築けるのです。大切なのは「隠さない」「逃げない」「一緒に考える」こと。今日から少しだけでもパートナーとお金の話をしてみてはいかがでしょうか?対話の時間が、未来の豊かさを支える大きな一歩になることでしょう。


監修者:有限会社バード商会 代表取締役 鳥谷 威(https://financialplanertk2021.com/

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得意分野は、家計管理(とくに光熱費)と資産形成。福岡の大学を卒業後、大手ガス会社にて家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年間従事。クレカ請求業務も経験。
現役世代の人の家計が『今より豊かになるように』という想いのもと、約3年かけてCFP(R)資格を取得。
現在は、各種金融メディアでの執筆・監修・日本FP協会の支部相談員としても活動中。
20・30代の人に、早いうちから家計の見直しや資産形成の大切さを伝えたく日々奮闘中。