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【笠原将弘の「和」冷やし中華】すだち香る涼感ダレにみょうがと青じその薬味投入!淡泊なささみも良き♡

  • 2025.8.30

管理栄養士のともゆみです。和食の料理人・笠原将弘さんが、YouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』で、かなり「和風」に寄せた冷やし中華を紹介していました。もともとさっぱりした冷やし中華ですが、こちらはさらに爽やかになりそう!やっぱり、みょうがと青じその薬味コンビを投入すると、和風テイストがグッと前面に。タレも和風だしを入れているので、すっかりわたし好みな味わいになっていそうです。よし、作ろう!


YouTube『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』は、東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」の店主である笠原将弘さんの公式チャンネルです。料理人歴30年以上の笠原さんが、雑談を交えながら、和食を中心にした料理を教えてくれるチャンネルです。

「和風冷やし中華」の材料と作り方

【材料】(2人分)
中華麺…2玉
鶏ささみ…2本
きゅうり…1/2本
みょうが…1個
青じそ…3枚
カニ風味かまぼこ…40g
生わかめ…30g
サラダ油…小さじ1
白いりゴマ…少々
塩…少々

〈スープ〉
和風だし…200ml ※水200mlに和風だしの素(顆粒)小さじ1を溶かしたものを使用
薄口しょうゆ…大さじ3
酢…大さじ4
砂糖…大さじ2
すだちのしぼり汁…小さじ1 ※レモン汁でも代用可能
しょうがのしぼり汁…小さじ1

〈薄焼き卵〉
卵…1個
塩…2つまみ
水溶き片栗粉…大さじ1 ※片栗粉大さじ1/2と水大さじ1/2を混ぜたもの

〈ささみの味付け〉
梅肉…小さじ2 (梅を細かく刻んだもの)
サラダ油…小さじ1/2
砂糖…少々
塩…少々



【作り方】
1.〈スープ〉の材料をボウルに入れて混ぜ合わせ、冷蔵庫に入れて冷やしておきます。



2. 鍋に湯を沸かし、鶏ささみを入れます。すぐに火を止めてフタをして5分置きます。5分経ったら粗熱を取り、スジの部分は外し、手でほぐします。



3. 小さめのボウルに〈薄焼き卵〉の材料を入れて混ぜ合わせます。フライパンにサラダ油(薄焼き卵用)を引き、中火にかけ、温まったら卵液を入れます。



4. 片面に火が通ったら裏返して火を止めます。余熱で火を通します。くるくると巻いて細切りにしておきます。



5. きゅうりは塩ずりして洗います。へたを切り落として斜めに切ってから細切りにします。水に少し浸けてシャキッとさせます。水を切って冷蔵庫に入れて冷やしておきます。



6. みょうがは小口切り、青じそは細切り、生わかめはざく切り、カニかまは手でほぐし、冷蔵庫に入れて冷やします。



7. 2の鶏ささみをボウルに入れ、6の青じそ、〈ささみの味付け〉の調味料を入れて混ぜ合わせます。



8. 鍋にたっぷりの湯(分量外)を沸かし、中華麺を茹でます。吹きこぼれない程度の火力にし(弱めの中火にしました)、表示時間通りに茹でます。今回は3分茹でました。ザルにあげて流水でぬめりを取り、氷水(分量外)に入れて締めます。



9. 水を切った8の麺を皿に盛り、1のスープをかけます。真ん中に7の鶏ささみをのせ、白ゴマをふります。周りに他の具材を盛り付けて完成です。



さっぱり爽やか和風の味



普通の冷やし中華に比べると、たれが非常にさっぱりとしています。酸味・甘味・塩気のバランスがよく、すだちとしょうがの香りが効いていて、爽やかでおいしいです。

鶏ささみはやわらかく、しっとり。梅と青じそで味付けされていて、和風の風味がいいですね。この鶏ささみだけでも、ひとつの料理として成立するくらいおいしいです。

みょうがが加わることで、さらに和の味わいが増し、全体としてとてもさっぱりとした仕上がりに。具材もたれも、どれもわたし好みで、これならスルスルとたくさん食べられます。

すだちについて



今回の和風冷やし中華で使用したすだちのしぼり汁、爽やかな香りでとてもおいしかったです。

すだちは徳島県が特産で、ゆずの近縁種。上品で風味のよい香りと酸味が特徴で、魚料理との相性がよく、焼き魚に添えてあることが多いですね。皮がやわらかいので、皮ごとスライスすれば料理のアクセントにもなります。

流通は7月下旬から10月上旬ごろまでで、主に未熟な青い果実が使われます。ビタミンCとクエン酸を多く含むため、抗酸化力が強く、疲労回復の働きも期待できます。

和食の料理人笠原さんの冷やし中華を作ってみたら、とても和風の味わいが強い冷やし中華になりました。さっぱりとしていて風味がいいので、スルスルっとおいしく食べられましたよ。

夏の暑さに負けないように、食事はしっかりと摂りたいですね。よかったらお試しくださいませ。

参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版

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