【システムメンテナンスのお知らせ】1/14(水) 2:00〜4:00 TRILLサイトをご利用いただけなくなります

  1. トップ
  2. これどうやって計算するか覚えてる?「時速50kmで6分走った距離」→正しく計算できる?

これどうやって計算するか覚えてる?「時速50kmで6分走った距離」→正しく計算できる?

  • 2025.11.21
undefined

学生時代、速さの問題は得意でしたか?それとも苦手でしたか?

苦手だったという人、原因は速さ・時間・距離の関係式をうまく使いこなせていないからかもしれません。

今回の問題で、速さの問題の計算方法をじっくり復習してみましょう。

問題

時速50kmの自動車で6分走りました。進んだ距離を求めなさい。

解答

正解は、「5km」です。

速さ、時間、距離の関係式が思い出せずに悩んだ人もいるでしょう。

また、式を覚えていても、300kmと答えてしまった人は、式の使い方が間違っています。

次の「ポイント」では、関係式を自分で組み立て、適切に使う方法を紹介します。

ポイント

この問題のポイントは、「時速を分速に直す(もしくは分を時間に直す)」ことです。

まず、速さと時間の関係式を思い出しましょう。

速さ×時間=距離

この式は、丸暗記するよりも、意味を考えながら自分で組み立てられるようになるとよいです。

例えば、時速という速さは1時間あたりに進む距離を表しています。時速に時間を掛ければ、その時間で進む距離が求められるというイメージを持ってください。

例:時速50kmで3時間走ったときの距離
50×3=150km

さて、このように式の意味が分かっていれば、「時速50kmに6を掛ければ問題の答えが求められる(50km×6分=300km)」とは考えないでしょう。

今回の問題は時速50kmで6分走ったときの距離を求めるのでした。時速は1時間あたりに進む距離なのに、6分は分単位なのですから、「時速50kmで3時間走ったとき」とは状況が違いますね。

この問題で前述の関係式を使うには、時速を分速に直すか、分を時間に直すかして、速さと時間の単位を統一する必要があります。

どちらの方法でも、同じ答えが出ますので、順番に計算の仕方を見ていきましょう。

時速を分速に直す

時速を分速に直したいなら、時速を60で割ればOKです。

理由は、1時間が60分だからです。「1時間で50km進む」ことは、「60分で50km進む」ことと同じです。分速は1分あたりに進む距離のことなので、50÷60で分速が求められます。

ただし、50÷60は割り切れませんので、いったん50/60と分数の形にしてから※、6分を掛けると計算しやすくなります。

※a÷bはa/bという分数で表せます。

1.分速を求める
50km÷60分=分速50/60km
2.「速さ(分速)×時間(分)=距離」の式で計算
分速50/60km×6分=5km

分を時間に直す

分を時間に直すときは、分÷60を計算すればOKです。

今回は6分を時間に直したいので、6÷60を計算します。答えは0.1ですね。

あとは、この0.1を関係式の「時間」の部分に当てはめて計算します。

1.分を時間単位に直す
6分÷60=0.1時間
2.「速さ(時速)×時間(時間)=距離」の式で計算
時速50km×0.1時間=5km

まとめ

速さの問題では、「速さ×時間=距離」の関係式が基本となります。

ただし、この式を丸覚えしていると、応用的な問題でミスをするかもしれません。例えば、今回のように速さと時間の単位が違っている場合、文章の中の数を関係式に当てはめただけでは、正解にたどり着けません。

関係式は単純なシチュエーション(時速10kmで2時間走る場合の距離など)を思い浮かべると、自分でも組み立てやすくなります。また、自分で組み立てた式であれば、単位がそろっていないときの違和感にも気が付きやすくなるでしょう。

ぜひ、速さ、時間、距離の関係式の意味を理解して、適切に使いこなす練習をしてみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


スピード勝負!他の問題にも挑戦しよう!

【脳トレ】角度を求める方法、覚えてる?→意外と忘れがちな『図形問題』特集
【脳トレ】角度を求める方法、覚えてる?→意外と忘れがちな『図形問題』特集