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『推し活』で生活費が圧迫…お金のプロが教える“守るべきお金のルール”とは

  • 2025.11.3
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「推し活」とは、自分の好きなアイドルやアーティスト、キャラクターを応援する活動のこと。ライブやグッズ購入、イベント参加など、心躍る時間がたくさんありますよね。しかし、その「推し活」にかかるお金が増えていくうちに、生活費を圧迫してしまうことも少なくありません。楽しいはずの推し活、どうしても我慢できない出費がかさんでしまったり、ついつい使い過ぎてしまったり…そんな経験はありませんか?

この記事では、「推し活」でお金のやりくりに悩む方に向けて、プロが教える守っておきたいお金のルールを紹介します。

推し活で生活費が圧迫…その原因?

推し活が原因で生活費に影響が出るのは、決して珍しい話ではありません。推し活には、ライブのチケット、CDやグッズの購入費用、時には遠征費や飲食代など、様々な支出が伴います。毎月の固定費から予算を割り振ると、知らず知らずのうちに生活費がカツカツに。好きだからこそ我慢が難しく、家計のバランスが崩れて初めて支出の多さに気づく人も多いのです。

ある調査によると、若い世代の約3割が趣味やエンタメの支出が原因で家計の赤字を経験しているとされています。また、推し活の消費は心理的な満足感を得やすい反面、「今だけ」「限定」「ここでしか買えない」といった限定品への購買意欲が高まり、無計画な出費につながりがちなのが特徴です。

こうした背景から、推し活を楽しみつつも生活に支障をきたさないよう、計画的なお金の使い方が求められています。

お金のプロが伝授!推し活で守りたいお金のルールとは?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では具体的に、推し活を楽しみながらも生活費を守るためには、どんなルールを意識すると良いのでしょうか?以下のポイントを押さえてみてください。

  • 推し活専用の予算を決める…毎月の収入から生活費や貯金を差し引いた「推し活用予算」を設定して、それ以上は使わないルールを作りましょう。これは家計管理の基本でもあります。

  • 家計全体の見直しをする…推し活以外にも無駄な支出がないかチェック。例えば、使っていないサブスクの整理や光熱費の節約など、小さな見直しの積み重ねで余裕が生まれます。

  • 支出の記録を習慣化する…推し活に限らず毎月の支出を記録すれば、使い過ぎの傾向や無駄遣いを客観的に把握できます。スマホアプリを上手に使うのも手です。

  • 「欲しいもの」と「必要なもの」を分ける…イベントでの即決購入や「限定」アイテムは衝動買いになりやすいため、本当に欲しいか少し時間を置いて考えるクセをつけることが大切です。

  • 急な出費に備えて貯金も大切に…推し活に使えるお金を確保する一方で、生活費の予備や将来への貯金もバランスよく確保しましょう。

これらのルールは推し活だけでなく、日常の家計管理にも役立つもの。自分の収支スタイルに合う形で取り入れてみてください。推し活のお金を捻出売るために、生活を窮屈にする必要はありません。日々のちょっとした工夫が大切となってきます。

推し活と上手に付き合いつつ、未来のためのマネープランを

推し活は生活に潤いをもたらし、日々の原動力になることも多いものです。しかし、お金のやりくりがうまくいかないとストレスになることも少なくありません。だからこそ、自分の収入や生活スタイルに合ったお金の使い方を探ることは、推し活を続ける鍵と言えます。

今回ご紹介したお金のルールを参考に、まずは推し活のための予算を明確にしてみましょう。そのうえで、毎月の支出を把握し、必要に応じて見直しを図ることが肝心です。生活費を圧迫しない範囲で推し活ができるようになれば、精神的にも余裕ができ、より一層趣味を楽しめるはずですよ。


監修者:中川 佳人(なかがわ よしと)

金融機関勤務の現役マネージャー。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
20年にわたり、資産形成や家計管理・住宅ローンなどの実務に携わってきた経験を活かし、記事の監修や執筆を行っている。
専門的な内容を、誰にでもわかりやすく伝えることをモットーとしている。