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岡山県が注意喚起「見つけたら報告を」県内で初確認、サクラやモモを食い荒らす“外来生物”に「初めて知った」

  • 2026.8.11
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

お花見の季節を彩るサクラ並木や、岡山を代表する特産品のモモ。県内で親しまれてきた身近な樹木が、いま1匹の外来生物によって脅かされようとしています。

岡山県の公式X(旧Twitter)は、サクラやモモ、ウメなどを加害する特定外来生物が県内で初めて確認されたとして、注意を呼びかけました。発見した場合には速やかに報告するよう求める内容に、注目が集まっています。

岡山県で初確認、県が「見つけたら報告を」と発信

岡山県の公式Xは8月7日「この虫を見つけたら報告してください」とし、サクラやモモ、ウメなどを加害する特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が県内で初めて確認されたことを伝えました。

あわせて「もし見つけた場合は、二次元バーコードから報告してください」と、県民に協力を求めています。

県の公式サイトでも、発見した場合は電子申請サービスの連絡フォームから報告するよう案内しています。報告の際には発見日時や場所、様子の分かる写真の添付が求められており、特にフラスと呼ばれる痕跡の写真は、形がはっきりわかるものを送ってほしいとしています。

名所のサクラや収穫を支える果樹に被害が及べば、観光や農業への影響は避けられません。県が早期の情報提供を求める背景には、こうした被害の拡大を食い止めたいという切実な事情があります。

木の内部を食い荒らす、クビアカツヤカミキリとは

今回県内で確認されたのは、クビアカツヤカミキリのフラス、つまり幼虫のフンと木くずが混ざったものです。

クビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラやウメ、モモなどのバラ科樹木の中に入り込み、木の内部を食い荒らします。加害された樹木は衰弱して枯死するため、街路樹や果樹園での被害が懸念されています。また、法令により生きたままの移動や持ち帰り、飼育などが禁止されている特定外来生物です。

見分け方のポイントも紹介されています。成虫は胸部、いわゆる「クビ」の部分が赤く、体は黒くツヤがあり、体長は2~4cm。一方のフラスは、うどん状の塊になっているのが特徴で、切片は彫刻刀で削ったような形をしています。繊維質は見られないため、他の虫の痕跡と区別する目安になります。

不安と戸惑いが広がる、SNSの声

投稿には、さまざまな受け止めが寄せられました。

身近な樹木への不安からは、「子どものころから親しんできた桜並木が枯れてしまうのかと思うと心配」という声や、「岡山といえばモモなので、果樹園に広がらないか気になる」と特産品への影響を案じる見方が目立ちました。

一方で、冷静に受け止める声もあります。「見つけても自分で捕まえずに報告するのが正解なのだと初めて知った」と、生きたままの持ち帰りが禁止されている点に改めて気づいたという受け止めや、「こうした注意喚起が広まることで、早期発見につながればいい」と、今回の発信そのものを前向きに評価する声もありました。

見かけたら「触らずに報告」が第一歩

県内での確認は初めてのことで、今後の被害の広がりが注視されています。大切なのは、見つけたときに触れたり持ち帰ったりせず、写真を撮って報告することです。

サクラやモモの木のそばを通る機会があれば、幹にうどん状のフラスがないか、意識してみてはいかがでしょうか。一人ひとりの小さな気づきが、街の緑を守る力になります。


参考:
岡山県広聴広報課(@okayama_kocho)公式Xアカウント 2026年8月7日投稿
特定外来生物クビアカツヤカミキリにご注意ください!!(岡山県)

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