1. トップ
  2. 石破前首相の退任時、官邸から贈られた“花束”に「センスいい」「考えた人、粋だね」

石破前首相の退任時、官邸から贈られた“花束”に「センスいい」「考えた人、粋だね」

  • 2025.10.22
undefined
職員から花束を受け取った石破茂前首相 (C)SANKEI

2025年10月21日、石破茂氏は386日間務めた総理大臣を退任し、官邸を後にしました。その際、スタッフから贈られた花束が思わぬ注目を集めています。

赤と青の花を組み合わせたその色合いが、「あるキャラクター」を思わせるとして、SNS上で話題になっているのです。

「ミャクミャクカラー」が映し出すもの

赤と青の花で構成された花束を見て、多くの方は、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」を連想したようです。

ミャクミャクは、赤と青の鮮やかなコントラストが特徴的なキャラクター。赤い部分は分裂したり増えたりする「細胞」を、青い部分は流れるように形を変える「清い水」を表現しています。生命の象徴と自然の循環を組み合わせたこのデザインは、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を視覚的に表しています。

石破氏に贈られた花束は、赤い花と青い花を組み合わせ、赤と青のラッピングペーパーに赤いリボンをあしらったものでした。SNSでは「花束がミャクミャクカラーだ」「選んだ方のセンス素晴らしい」「考えた人、粋だね」といった声が相次ぎました。

ミャクミャクとの別れの瞬間は…

10月13日に万博が無事に閉会すると、石破氏はミャクミャクに内閣総理大臣の感謝状を授与。石破氏は自身のInstagramに「キャラクターにお渡しするのは史上初だそうです」と投稿。感謝状を手渡し、「これからもみんなの前に来てくれるよね?」と話しかける石破氏に、ミャクミャクは「はーい!またみんなに会いたいな。ミャクミャクはいつでもみんなのそばにいるよ」と応じました。

翌日の10月14日に行われた、官邸エントランスに設置されていたミャクミャクの人形の離任式。ミャクミャクは石破氏を気遣うように「いつもありがとう。疲れてない?大丈夫?」と声をかけ、「大丈夫だよ」「もうひとふんばり!」「はーい!」と言葉を交わす一幕も見られました。

花束の色が話題になった背景

退任の花束がここまで注目を集めたのは、単に色の組み合わせが印象的だったというだけではなく、このような石破氏とミャクミャクとの交流が広く知られていたことが背景にあると考えられます。

官邸エントランスでの日々のやりとりや、感謝状授与という異例の対応、そして別れの際の言葉。こうしたエピソードが報道されていたことで、花束の色に特別な意味を見出す人が多かったようです。

赤と青という色の組み合わせが、石破氏の在任期間と大阪・関西万博という大きなイベントを重ね合わせる形で、多くの人々の印象に残る結果となりました。


参考:
石破茂@ishibashigeru(Instagram
公式キャラクターについて(大阪・関西万博)


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名OK】