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「38個も盗まれるとは」さいたま市水道局の“異例の注意喚起”に「ついにこんなことまで起きるのか」

  • 2026.3.17
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

さいたま市水道局は、見沼区内の集合住宅で水道メーターが盗まれる被害が相次いでいるとして、公式SNSで注意喚起を行いました。空き部屋のメーターが狙われており、発覚が遅れがちな手口が特徴です。

近年、全国各地で水道メーターの盗難が問題になっています。その背景には、金属価格の高騰があるとみられています。

さいたま市水道局がXで注意喚起。1月から2か月以上にわたって被害が続く

さいたま市水道局の公式X(旧Twitter)は「見沼区内の集合住宅にて、空き部屋の水道メーターが盗難される被害が発生しています。不審な人物や行為を見かけた際は、警察への通報にご協力ください」と呼びかけました。

さいたま市の発表によると、被害が確認されたのは2026年1月からおよそ2か月にわたって被害が続く期間で、見沼区内の集合住宅において水道局が所有する水道メーター計38個(約28万1千円相当)が盗まれました。

市は警察に被害届を提出するとともに、検針業務の受託者と連携してパトロールを強化しています。また、今後は新たなメーターを取り付け、水が出ない状態を順次解消していく方針です。

狙われやすい理由は3つ。金属価格・空き家・構造上の問題

水道メーターの盗難が増えている背景として、防犯の専門家は主に3つの要因を指摘しています。

大きな理由として挙げられるのが、銅をはじめとする金属価格の高騰です。水道メーターには銅などの金属が使われており、転売価値が上がっていることから、換金目的の窃盗のターゲットになりやすくなっています。

さらに、空き家や無人の建物が増えたことも要因のひとつで、人の出入りが少ない場所では被害が発覚しにくく、犯行が行われやすい環境が広がっています。今回の事案でも、空き部屋のメーターが集中的に狙われました。

また、メーターの構造上の問題も指摘されています。水道メーターボックスは検針の利便性を優先しているため、建物の外側など目に触れやすい場所に設置されています。ボックスに鍵がかかっていないことも多く、工具があれば短時間で取り外せる構造になっています。

SNS上の反応。「38個も盗まれた」「銅が高いから狙われる」と驚きの声

さいたま市水道局の注意喚起がSNS上で広まると、多くの反応が寄せられました。「38個もまとめて盗まれるとは」「空き部屋だから発覚が遅れたんだろう」といった驚きの声が目立ちました。

「銅が高いから狙われるんだ」「砲金製だから金属として価値がある」と盗難の背景を分析するコメントも多く、問題の根深さを指摘する声が見られました。一方で「ついにこんなことまで起きるのか」「身近なものも盗難対象になる時代なんだな」と不安を示す声もあり、生活インフラへの被害が広がっていることへの戸惑いが伝わってきます。

不審な人物を見かけたら警察へ。身近なインフラへの関心を

さいたま市水道局は警察との連携を強化しており、引き続き現場パトロールを続ける方針を示しています。自治体や管理組合レベルでの監視強化に加え、住民一人ひとりが不審な人物や行為を見かけた際に迷わず警察へ通報することが、被害拡大の抑止につながります。

水道メーターは目立たない存在ですが、生活インフラを支える大切な設備です。居住者のいない部屋や管理の行き届きにくい場所でも被害が起きうることを念頭に置き、周囲の状況に関心を持っておくことが大切といえそうです。


参考:
さいたま市水道局(@Saitama_Suido)公式Xアカウント、2026年3月13日投稿
水道メーターの盗難発生について(さいたま市)
水道メーター盗難が急増中!被害事例と防犯対策を徹底解説(横浜防犯カメラセンター)


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