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『老後資金が不安な人』ほどやってしまう…“やってはいけない保険の入り方”とは?【お金のプロが解説】

  • 2025.10.29
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

老後資金に不安を抱えている人は少なくありません。将来の生活に安心感を持つために保険に加入する方も多いです。しかし「老後資金が不安な人」ほど、やってはいけない保険の入り方をしてしまいがちです。せっかくの保険も、利用目的や仕組みをよく理解しないまま加入すると、後悔するケースが増えています。

この記事では、老後資金の不安を解消したい方に向けて、気をつけたい保険の選び方や加入のポイント、やってはいけない保険の入り方についてわかりやすく解説します。

やってはいけない!?老後資金が不安な人ほど陥る保険の誤解

「老後資金が不安だから保険に入ろう」と考え、慌てて加入してしまうケースがあります。その結果、保険料が家計を圧迫したり、必要以上に高額なプランを選んだりしてしまうことが多いです。なぜそうなるのでしょうか?

主な原因のひとつは、保険の目的と種類の理解不足にあります。老後に向けた資金準備として、貯蓄型の保険や年金保険を選ぶ人が多いですが、これらは必ずしも効率的とは限りません。保険はあくまでも「万が一のリスクに備えるもの」であり、老後資金のための貯蓄とは性質が違うのです。

また、保障や解約返戻金の仕組みをよく確認しないまま契約すると、思ったより手元に戻るお金が少なかったり、途中解約で損をしたりすることがあります。加えて、高齢になると医療保険の保険料が大幅に上がることも、計画を狂わせる一因となりやすいでしょう。

こうした誤解から、老後資金が不安な人ほど高額で複雑な保険商品に手を出しやすい傾向があるため、よく内容を理解しないまま加入するのは注意が必要です。

将来安心を目指す賢い保険の活用法とは?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

保険はリスクヘッジの役割がある一方で、老後資金の形成は総合的な資産計画の一部と捉えるのがおすすめです。公的年金や貯蓄、投資、生活費の見直しなども含めて考えると、保険の選択や利用方法が見えてきます。

具体的には、以下のポイントを意識するとよいでしょう。

  • 必要最低限の医療保障だけを保険で確保し、それ以上は自己負担も検討する
  • 貯蓄型保険は利回りや中途解約リスクを考慮し、場合によっては投資信託や預金と比較検討する
  • 保険料は家計の約10%以下を目安に無理のない範囲で設定する
  • ライフステージに応じて保障の見直しを行い、不要な特約は解約や変更も選択肢に入れる

こうした視点で保険を見直すことで、老後のお金の不安を軽減しつつ、家計の安定にもつなげられる可能性があります。

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出典:マネーシップス 石坂貴史

自分の将来に合った賢い選択を目指して

老後資金の不安を感じる人ほど、保険に頼りすぎたり、理解不足で余計に負担になる保険に加入してしまうことがあります。保険は将来のリスクに備えるための大切なツールですが、目的とコストをよく考えたうえで賢く選ぶことが必要です。

まずは、公的制度の理解やライフプランの見直しから始め、自分に必要な保障と貯蓄のバランスを考えることがポイントです。保険のプロやファイナンシャルプランナーに相談しながら、無理のない範囲で計画的に準備を進めていきましょう。


監修者:石坂貴史

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証券会社IFA、2級FP技能士、AFP、マネーシップス運営代表者。累計1,100件以上のご相談、金融関連の記事制作、校正・監修を手掛けています。「金融・経済、不動産、保険、相続、税制、教育」の6つのFP分野が専門。お金の運用やライフプランの相談において、ポートフォリオ理論と行動経済学を基盤にサポートいたします。


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