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『食費を削りすぎる人』が老後に後悔するかもしれない…健康も家計も損する“極端な節約”とは?

  • 2025.10.30

 

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

節約のために食費をギリギリまで抑える。どこかで一度は考えたことがある方も多いのではないでしょうか?確かに家計を引き締めるには食費の見直しが手っ取り早い方法に思えます。しかし、極端に食費を削りすぎると、老後に健康面や家計面の問題を引き起こし、結果的に費用が発生する懸念があることをご存知でしょうか。

この記事では、食費を無理に削る節約がなぜ問題になるのか、その背景や具体的な影響について分かりやすく掘り下げていきます。

老後の後悔?食費の極端な節約が招く健康リスクとは

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

食費を切り詰めることで得られるのは短期的な支出の減少にとどまらず、長期的には健康の維持が難しくなる可能性もあります。高齢になると体の免疫力が低下しやすくなり、不足しがちな栄養素をしっかり補うことが大切です。特にたんぱく質・ビタミン・ミネラルなどは、筋力低下の予防や抵抗力を保つうえで欠かせない栄養素です。

食費を抑えるあまり、これらの栄養を十分に摂れない食生活になると、体調を崩すリスクが高まり、結果的に医療費や治療費が増えてしまうこともあります。近年では、高齢者の栄養不足が介護予防の妨げになる可能性や、食費を極端に削ることで生活の質が低下するおそれがあるといった指摘もみられます。

このように、老後の健康を支えるための食事環境を整えることは、単なる「食費の節約」だけでなく、将来的な医療費や介護費の増加を防ぐための重要なポイントといえるでしょう。

食費だけではない節約の方法とは

「安いものだけを買う」「特定の安価なものを食べる」「外食を避ける」といった節約方法は、一見効率的に見えますが、生活の質や満足度を下げてしまうことも少なくありません。

もちろん必要以上に贅沢をする必要はありませんが、食費以外の見直しも大切です。具体的にどんな節約方法があるか、代表的な項目ごとに見てみましょう。

1、光熱費の節約

エアコンや照明の使い方を工夫することは、身近で即効性がある節約方法です。例えば、冷暖房の温度設定をほんの1〜2度変えるだけで電気代を抑えられるという報告があります。

また、LED照明に取り替える、待機電力を減らすためにこまめにコンセントを抜くといった生活習慣も効果的です。

2、通信費の見直し

スマホ料金の見直しはもちろん、家庭のインターネット契約も節約対象です。月額料金が高い場合はプロバイダを変更したり、キャンペーンを利用したりすることで負担軽減が期待できます。さらに、契約プランに不要なオプションが付いていないか確認してみましょう。

3、 日用品の賢い購入法

日用品の買い方ひとつでも節約効果は変わります。同じものをスーパー・インターネット通販・コンビニなどどこで買うかによって価格やポイントの還元率が大きく変わってきます。セールやポイント還元を狙うほか、まとめ買いで単価を下げるのもひとつの手です。

ただし、必要以上な買い物は使い切れずに廃棄してしまうリスクがあるため、買い物前に自宅の在庫を確認しましょう。

老後の幸せはバランスから!食費の節約で得るものと失うものを見極めよう

食費を削りすぎる節約は、短期的には「家計の助け」になりそうですが、老後の健康維持や生活の質を考慮すると注意が必要です。栄養不足のリスクや体調不良から医療費が増える可能性、さらには精神的な満足感の減少など、見落としがちな側面もあることが分かりました。

長い人生を見据えた節約は、単に今使うお金をを減らすだけでなく、健康面や心の充実も含めてトータルにバランスを考えて取り組むことが大切です。適度な食費の使い方を見つけて、老後も元気な生活を目指しましょう。


監修者:河野 義広

政府系金融機関で17年半勤務した経験を持つWebライター。現在は独立し、金融やお金に関する幅広いテーマを執筆している。
法人営業・融資事務・預金業務・インターネットバンキングコールセンターの統括などの業務を経験してきた。証券外務員一種・FP2級・簿記2級などの資格も保有。
現場経験と専門知識を活かし、日々の暮らしや事業運営に役立つマネー情報をわかりやすく発信。事業の融資相談や家計相談も承っている。