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『お金が貯まる家』は必ず食費に“共通点”があった…今日から変えたい“3つのポイント”【FPが解説】

  • 2025.8.25
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「なんとなく毎月の食費が高くなってしまう」「節約したいけどどうすればいいかわからない…」そんな悩みを抱える方は多いはず。実は、お金がしっかり貯まる家計には、食費に“ある共通点”があると言われています。毎日の食費管理こそが、家計がうまく行くかどうかの大きなポイント。この記事では、今日からできる「食費節約の3つのポイント」を通して、あなたの家計を劇的に変えるヒントをお届けします!

食費の共通点とは?節約成功家計に見る3つの特徴

実際、お金が貯まる家計の多くには“食費における共通点”が見受けられます。そのひとつが、計画性のある食材購入です。ただ単に安いものを買うのではなく、週間の献立を決めて必要な分だけ買い足すことで無駄な出費を減らしています。具体的には、まとめ買いで安く済ませつつ、傷みやすい野菜や魚などは小分けに買うなどバランスを取りながら買い物をしているのです。

次に挙げられるのが、食材を使い切ることです。食材を無駄にせず、余りものも別メニューに変えることで新たな買い物を抑えています。たとえば、残った野菜や肉をカレーや炒め物にリメイクすることで、食費を抑えつつ満足感もアップされています。

そして最後に重要なのが、外食やコンビニ利用の見直しです。家計簿分析によると、外食の頻度が少ない家庭ほど食費全体のコントロールがしやすいというデータがあります。ただし、全く外食しないというよりも「計画的に楽しむ」ことがポイント。時折の楽しみは心を豊かにし、節約のストレス軽減にもつながるからです。

賢く節約!今日から実践したい3つのポイント

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では具体的に、今日から実践できる3つの食費節約ポイントを見ていきましょう。

1、「買い物リスト&献立決め」で無駄買いを防ぐ

まずは買い物前にリストを作成しましょう。これにより、必要なものだけを購入でき、スーパーでの衝動買いをグッと減らせます。さらに、週間の献立を事前に考えることで食材の使いまわしがしやすく、食品ロスを防止。経済産業省の調査でも、計画性のある買い物が食費削減に大きく寄与していることがわかっています。

2、「冷凍保存と作り置き」を使いこなす

食材を買いすぎても、冷凍保存で鮮度を保てます。鶏肉や魚は一食分ずつ小分け冷凍し、使う分だけ解凍すれば大きな節約効果になります。また、作り置きおかずも活用しましょう。忙しい日でも温めるだけで食事が用意でき、外食やコンビニ利用を減らすことが可能です。

3、「外食やデリバリーの回数」を把握して見直す

家計を締めるには、外食の頻度を見直すことが不可欠。支出がかさんでいないか家計簿やスマホアプリで記録して、1週間単位で振り返ってみてください。外食はゆったりした週末の楽しみとして数回に限定し、計画的に使うことで節約しながら満足できる食生活を送れるでしょう。また、無理に削減するとストレスが溜まり反動が大きくなることもあるため、外食に使える金額を決めておくのも1つの手です。

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出典元:石坂貴史

食費管理は家計の要。3つのポイントを意識して日々の食事を楽しみながら節約を目指しましょう。それによって無理なく家計に少しずつ余裕が生まれ、将来に向けた資産形成ができるでしょう。

ただし節約を意識しすぎてストレスが溜まり、他のことにお金を使ってしまっては本末転倒です。無理な目標はたてず、まずは1歩ずつできるところから始めてみてはいかがでしょうか。


監修者:石坂貴史

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証券会社IFA、2級FP技能士、AFP、マネーシップス運営代表者。1,000件以上の金融関連の記事制作、校正・監修を手掛けています。金融、経済、不動産、保険、相続分野が専門。お金の運用やライフプランの相談において、ポートフォリオ理論と行動経済学を基盤にサポートいたします。

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