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「子ども任せになるのは絶対イヤだ…!」自分の老後を考えたらゾッ<預金資産ゼロの父が倒れた話>

  • 2025.8.18

2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。
エェコさんのお父さんは脳の病気で倒れ、リハビリ院に入院。記憶力低下が顕著で預金も資産もない状態だったので、生活保護を申請して支給金を受けることに。
介護施設に入所した父は回復の見込みがなく、要介護度4に。「自然に死なせてほしい」という本人の意思もあり、新型コロナで面会もかなわぬまま深夜に訃報が届きました。火葬は3週間後、家族のみで火葬のみのシンプルな葬儀を選択。エェコさんは通販で位牌と仏壇を用意し、孫たちとともに見送ることに。最後の拝顔では「焼かないで」と心の中で叫ぶも、父は白骨と灰に。軽くなった遺骨に安堵(あんど)よりも後悔と罪悪感が残り、「お金がないとはこういうことか」と実感したのでした。

お父さんの葬儀後、エェコさんは長年集めてきた「推しグッズ」を選別して大半を処分することに。万が一自分に何かあったとき、子どもたちに迷惑をかけたくないからです。泣く泣く買い取ってもらった結果、手元に残ったのは6万円ほど。これは「今までつぎ込んだ分の穴埋めにしよう」と決めたのでした。

今の制度でいけるはずがない

改めて自分の老後について考えた私。貯金ゼロだった父も、今は国の制度に助けられましたが、数十年後は超高齢化社会。こんな手厚いケアは受けられないでしょう。

子どもへの負担を想像するとゾッ……。私は今からでも健康管理に気を付け、できるだけお金を貯金しようと手を握りしめて誓ったのです。

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壮絶だったお父さんの介護。それもお金がなかったから……。国の制度のおかげで人並みの医療や介護を受けさせてあげられましたが、今後は難しいのかもしれません。これは今の子育て世代全般に言えること。私たちも心して老後の準備をしておきたいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター エェコ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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