【博多駅南】キッズのための体幹トレーニング。ゴールデンエイジ期って!?

未就学児〜小学生を対象にした運動プログラム

暑い日が続きますね〜子どもたちにはしっかり食べなさいと言いながら、夏はカルピスアイスバーで済ませてしまうリビングふくおか・北九州Web地域特派員BeBeです。

走るの大好き、泳ぐの大好きで、今はタグラグビーに夢中の小3の娘。

土日、家にいると、暇だ〜外で遊びに行きたいと矢のような催促。その有り余ったエネルギー、せっかくなら身体能力アップに活かせないかと、以前から気になっていたATTAN Kidsプログラムに参加しました。

実はこのジムのパーソナルトレーニングに、小６の息子が１年前からお世話になっています。体の使い方、バランスが劇的に改善し、以前はハードワークが重なると、必ず膝が痛くなっていたのですが、今では痛みを訴えることもなくなりました。

その変化を間近で見ていたので、同じように運動大好きなお友達を誘ってキッズプログラムに参加しました。

今回は、終始笑い声が絶えなかったトレーニングの様子をレポートします。

ATTAN Kidsプログラムとは？

未就学児〜小学生を対象にした運動プログラムで、体幹をベースに

① バランス

② 柔軟性

③ 機能性

を総合的に鍛える内容です。

「ゴールデンエイジ期（6〜12歳）にこそ基礎運動能力を伸ばすチャンス」とのこと…そっか〜今がドンピシャな時期なのね。

では、早速スタート！！ 1時間頑張れるかな〜

まずはパワープレートで筋肉を緩める。

巨大な円形マシーン。こんなの初めて見た!!

振動マシン「パワープレート」で全身の筋肉を刺激して柔軟性UPするらしい。

股関節ストレッチで怪我予防

娘は左股関節が硬く、たまに痛みも。

女の子座りをよくする子は左右差が出やすく、股関節周りの可動域を広げることが怪我予防に繋がるそうです。

ハードルくぐりで柔軟性UP↑

姿勢を保ったままくぐることで、下半身の柔軟性、バランス感覚を鍛えました。

グラグラ揺れるバランスボードの上で、立ったり、しゃがんだり・・

子供が一番楽しかったと言ってたのはこれ。最初は生まれたての子鹿か！ってくらい足がガタガタして、見ているこちらも思わず吹き出しましたが、数分後には見違えるほど安定して立てるように。これってすごくインナーマッスルに効きそう。あとでこっそり乗せてもらおうかな。

リズムジャンプ（入門編）

ステップやジャンプを行い、リズム感と俊敏性、体幹バランスを同時に鍛えました。

最後は脳トレジャンプで頭と体を同時に鍛える！！

丸いバーの白がパー、青がチョキ、赤がグー。足でジャンケンのポーズを取りながらバーをジャンプする脳トレに挑戦。「グーパーパーチョキ…あれ？」頭と体がついていきません。笑っていたら、じゃ、ママもやってみてよ！！と猛反発。

それならと隅っこでやってみたのですが、これが全然できない(涙)笑って申し訳なかったです。

【体験後の子供たちの感想】

「きつかったけど楽しかった！また行きたい！」と口々に言う子供たち。

優しい口調ながらもやる気を引き出すコーチの術中にはまり(？)、結構な運動量を楽しくこなしていたのが印象的でした。

「足が速くなるためにはどうしたらいいですか？」

「この動きが大切だから日頃やってみて」

「ときどき股関節辺りが痛くなるんですけど」

「お風呂上がりや寝る前、このストレッチするといいよ」

私達の質問疑問にたちどころに答える小野コーチの引き出しの多さにびっくり、全国各地からメールや電話の相談がひっきりなしにあるのも頷けます。

子供達がトレーニングをしている間、部屋の奥まったところに怪しげなカプセル発見!!

実は酸素カプセルだそうで、子供のトレーニング中、ここで酸素チャージしている親御さんもいらしゃるとのこと。

なんて効率的！

小野幹央パフォーマンスコーチインタビュー

今回お話を伺ったのは、パフォーマンスコーチの小野さん。

Q. このKidsプログラムを始めたきっかけは？

A. 本格的に始めたのは三年くらい前からで、きっかけはコロナです。外で遊ぶことができなかった時期なので、楽しみながら体を動かせる場所を提供できたらという思いで作りました。

Q. ゴールデンエイジ期に親が意識すべきことは？

A. この時期はいろんな動きを身体が覚えることができます。実際に動きをさせて、いろんな感覚をインプットさせることが大事。これは実際に体を動かして初めてできることで、少しでもやっておくと、あとの運動能力の伸びが全然違ってきます。

Q. 子どものスポーツにおける怪我についてどう思われますか？

A. 体の使い方に根本的な問題がある場合が多く、痛む箇所だけでなく、股関節や足首など他の部位の硬さや動きの悪さが原因のことも。全体の機能を調整すれば怪我しにくい体になります。

Q. 今までやってきて嬉しかったことは？

A. ベースボールアカデミーも開催していますが、子供たちが『試合で打ったよ』と報告してくれたりすると嬉しいですね。試合の応援に行くこともありますが、成長を間近で見守れるのは大きなやりがいです。

小野さんは岡山県出身。同郷の幼馴染である楽天イーグルスの小郷裕哉選手を支えたいとの思いからトレーナーを志したそうです。今もキャンプに同行するなど二人三脚で活動されています。

一流アスリートの身体のパフォーマンス向上やメンテナンスを担うトレーナーは責任重大。日々のアップデートが欠かせないお仕事ですが、その苦労を感じさせない笑顔がとても印象的でした。

運動が好きな子もそうでない子も、みんなが楽しめるプログラムになっています。月4回コースだけでなく、1回1650円（税込）の単発参加も可能なので、気になる方はぜひ体験してみてください。

オーセルトレーニングジム
住所：福岡市博多区博多駅南5丁目25−7
アクセス：JR鹿児島本線竹下駅徒歩12分
営業時間AM10:00~22:00（土~21:00、日~17:00）
URL：https://www.atgym.net/