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「被害者が本当に多い」水道つまり漏れ2,980円のはずが…消費者庁の注意喚起に「あまりにも無力すぎる」

  • 2025.8.28
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

キッチンやトイレなど、水回りのトラブルは突然やってくるもの。焦ってスマートフォンで業者を探し、あまり確認せずにすぐに依頼してしまった……という経験がある人も多いかもしれません。

ほとんどの業者は誠実に対応してくれますが、中には広告と実際の請求額が大きく異なるケースもあるため注意が必要です。

消費者庁が2025年7月末、「ウェブサイト上では低額な料金を表示しているが、実際には高額な料金を請求する水回りトラブル対応業者」に関する注意喚起を行い、SNS上でも大きな話題となりました。

実際に被害に遭ったという投稿や、「こんなに高額な請求が来るなんて」と驚く声が相次いでいます。

はたして、世の中の人はこの消費者庁の注意喚起に、どのような反応を示しているのでしょうか?詳しくご紹介します。

“安さ”のワナ?消費者庁が注意を呼びかけ

2025年7月、消費者庁は、水回りトラブル対応業者の一部がウェブサイトで極端に安い料金を表示しながら、実際には高額な請求を行っているとして、注意喚起を行いました。

ウェブサイト上で、「水道つまり漏れ2,980円~」、「一般的な水道事業者 合計9,800~58,000円 関東水のトラブル相談センター 合計2,980~35,000円」などの表示を見た消費者が、低額な料金で水回りのトラブルを解決できると認識して作業を依頼したところ、実際には高額な料金を請求されたといった相談が、各地の消費生活センターなどに数多く寄せられています。

参考:「ウェブサイト上では低額な料金を表示しているが、実際には高額な料金を請求する水回りトラブル対応業者に関する注意喚起」(消費者庁)

このように、見積もり提示をせずに作業を始め、途中で追加作業を要求しながらも料金説明を行わないケースが確認されています。「上限3.5万円程度」と表示していたにもかかわらず、それを大きく上回る請求が行われたことが問題視されました。

また、具体的な事例の内容としては以下の4点を挙げていました。

(1)ネット検索で業者を探す消費者

消費者は水回りのトラブル時にネットで業者を検索し、広告として上位に表示された業者サイト(「2,980円~」などの安価表示)を見て、低価格で解決できると誤認して依頼する。

(2)業者に連絡、料金説明は曖昧

依頼後、コールセンターや作業員とやり取りするが、料金については「やってみないとわからない」などと曖昧な説明しかされず、具体的な費用の案内はない。

(3)見積もりなしで作業開始、追加費用も不明確

業者は見積書を交付せずに作業を開始。途中で追加作業を提案するが、やはり具体的な費用は示されない。例:「1メートル2万円プラスになりますが、よろしいですか」など。

4)作業後に高額な請求が発覚

作業終了後に初めて請求書が提示され、サイト上の表示(最大35,000円)を大幅に超える数十万円の請求が行われる。中には、事前説明のない作業や書面の交付すらない例もあった。

さらに併せて、「消費者庁から皆様へのアドバイス」として以下のような呼びかけもされていました。

・ 水回りトラブルが発生した場合も慌てずに、まずは冷静になりましょう。
・ 極端に安い料金表示には注意しましょう。
・インターネット検索結果で「上位」だからといって信用できるとは限りません。
・具体的な作業内容に基づく見積書を確認し、過大で高額な請求をされないようにしましょう。
・事業者とその場で契約した場合は、クーリング・オフができる可能性があります。

参考:「ウェブサイト上では低額な料金を表示しているが、実際には高額な料金を請求する水回りトラブル対応業者に関する注意喚起」(消費者庁)

問題発生時の視野狭窄状態を狙った悪質な行動への注意を呼び掛けていました。

「これはひどい」…驚きと怒りの声

まず目立ったのは、「ここまで悪質とは思わなかった」という反応でした。被害の深刻さや、消費者の無防備さに対する怒りが多数寄せられています。

  • これは本当に深刻ですね。
  • 企業が会社ぐるみで行う悪徳行為に対してあまりにも無力すぎると思う。
  • 行政がきっちり規制して他の業界並みに減らすべきなのに。

こうした怒りの声は、被害に遭った本人だけでなく、第三者の立場からの共感や憤りとしても強く共有されています。

「高齢者や若者が狙われやすい」懸念

次に目立ったのは、「被害に遭いやすい層」についてのコメントです。とくに高齢者や若年層が、こうした広告に騙されやすいのではとする意見が多く寄せられました。

  • 情弱な老人や社会経験の無い若者などの被害者が本当に多い。
  • 水回りの悪徳業者には充分注意した方がいいです。

このようなコメントからは、情報格差や判断力の差につけ込む悪質な手口に対する強い警戒心が伺えます。

「自治体指定業者を頼るのが一番」冷静な対処法も

トラブルを未然に防ぐにはどうすればいいのか。そんな疑問に対する解決策として、「地元の信頼できる業者に頼るべき」というアドバイスが多くの人から共有されています。

  • 基本賃貸なら管理会社や大家さんに頼んでみるといいです。持ち家でしたら市役所の水道局に相談しましょう。
  • 「水回りのトラブル」に関しては、自治体の指定業者に頼むのが無難だと思う。
  • 水回りのトラブルは、お住まいの自治体の指定水道工事店に相談を。
  • 市町村が開示している水道業者に連絡することが大事ですね。

「検索より信頼」。多くの人が、冷静な対処のために地域資源を活用することの大切さに気づき始めています。

ひどすぎる“水回りトラブル”広告、対処のカギは「地域」と「冷静さ」

今回は、ウェブ上で安価な価格を提示しつつ実際には高額な請求を行う水回り業者について、消費者庁の注意喚起とそれに対する世の中の反応をご紹介しました。

これは本当にひどい」「行政はもっと動くべき」といった怒りの声や、「高齢者や若者が騙されやすい」「悪質な業者には注意が必要」といった警鐘、さらに「自治体の指定業者を活用するべき」といった実用的なアドバイスも多く見られました。

ネット時代だからこそ、見かけの安さに惑わされず、冷静に情報を見極める力が求められています。