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「2億て…これじゃ犯罪者が減らない」警察庁も再三の警告、理由に「怖すぎますね」「明日は我が身」

  • 2025.8.30

 

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出典元:photoAC(画像はイメージです)

電話やSNSを通じた詐欺の手口はますます巧妙になっています。とりわけ「警察官を名乗る」詐欺は、高齢者を中心に深刻な被害を生んでおり、警視庁をはじめとした各機関も注意喚起を強めています。

そんななか今年、北海道函館市で70代の女性が約2億円相当の金塊をだまし取られるという被害が発生しました。

SNS上でも「なぜ騙されたのか」「犯人を絶対に捕まえてほしい」など、事件に対する驚きと怒りが広がっているようです。

果たして世の中の人は、この“2億円詐欺事件”についてどのように受け止めているのでしょうか?詳しくご紹介します。

函館で発生、過去最悪の特殊詐欺

北海道警によると、被害にあったのは函館市に住む70代の女性。

2025年1月、警視庁の刑事を名乗る人物から「資金洗浄事件を捜査している」「あなたのお金を調べる必要がある」と電話を受けたのが始まりでした。

被害に遭われた方は、新潟県警、警視庁、検察を名乗る人物から立て続けに連絡が入り、指示通り、3月1日から5月10日までの間に3回にわたって金の延べ棒を購入。総額は約1億9800万円に上り、すべてを自宅の玄関に置いたところでだまし取られたとのことです。

犯人からの連絡が途絶えたことで被害に気づいた女性が警察に相談。

道内での特殊詐欺被害としては過去最悪額となりました。

警察も「ニセ警察詐欺」に注意呼びかけ

こちらの事件を受けて、警察庁は「その警察官、ホンモノですか」と再三の警告を発しています。

また、詐欺グループの特徴として、電話をかけ「あなたの口座が犯罪に使われている」「口座を保護する」などと説明し、現金や金品をだまし取ろうとすることが多いことも、改めて共有されました。

また、警察庁による「詐欺を見破るポイント」も公開。

【見破るポイント】
ホンモノの警察官は、
・電話で捜査対象となっているなどと伝えることはありません。
・メッセージアプリで連絡をすることはありません。
・警察手帳や逮捕状の画像を送ることはありません。
・個人のスマートフォンに突然ビデオ電話をすることはありません。

「あなたは捜査対象となっている」などと電話で伝えることはないとのこと。こういった場合は、すぐに詐欺であると考えて良いそうです。

もし上記の項目に一つでも当てはまる場合は、何か怪しいと感じた場合は、以下のように対応すべきとのこと。

電話やビデオ通話を切って、
・対面で最寄りの警察署へ御相談ください
・警察相談専用電話(#9110)に御相談ください
相手方から教示された番号には、決して折り返さないでください。

また、実在する警察署等の電話番号を偽造して表示させる手口が確認されているとのこと。もし実在する警察署等の電話番号が使われていても、警察署や警察相談専用電話(#9110)に相談することが大切です。

さらに、警察庁を名乗った詐欺メールが届く場合も。

警察庁をかたり、「あなたはギャング活動に関与しています。以下の口座に150万を振り込んでください」「送金しない場合は逮捕します」などと送信する不審メールも確認されています。
警察庁はそうした形で金銭を要求することはありません。決して応じず、警察まで相談をお願いします。

参考:「ニセ警察詐欺に注意!#ニセ警察詐欺」(警察庁)
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/new-topics/241218/02.html

「2億円も?」世間の反応は

2億円という被害額の大きさもあり、SNSでは事件に対して強い反応が寄せられています。

  • 北海道最悪の詐欺被害ですね。
  • 金塊の詐欺... 怖すぎますね。
  • 2億て…これじゃ犯罪者が減らないわけです。何が何でも捕まえてほしいですね。
  • ご高齢の方を騙すなんて最低。

だまされないためにできること

自分なら絶対に騙されないと息巻いている方も多い一方、詐欺被害を“自分ごと”として受け止め、警戒する声もありました。

  • 詐欺の手口も巧みになっていっていて、若い人も騙されているよね。明日は我が身。
  • 不安に思ったら、家族や警察に相談したほうがいい。

また、実際にこうした電話を受けたことがある人の中には、「即通話を切った」「家族と共有している」といった対策を実践しているという声もあります。

身近な人がだまされないためにも、家族や知人と詐欺の手口や対処法を話し合うことも重要です。

“信頼”を逆手に取る犯罪にどう立ち向かうか

今回は、函館市で発生した過去最悪規模の金塊詐欺を通じて、警察を装った詐欺の巧妙さその危険性について紹介しました。

警察官という“信頼される存在”をかたることで、被害者の判断力を鈍らせ、膨大な金額をだまし取る。そんな悪質な詐欺に立ち向かうためには、「本物かどうか疑う意識」と、「すぐに相談できる環境」が欠かせません。

皆さん自身やご家族が巻き込まれないためにも、少しでも違和感を覚えたら、迷わず#9110または最寄りの警察署へ。