『鬼滅』劇場版グッズ、一部で16倍高額出品も…転売ヤーの末路に「今ごろ焦っているだろう」「神対応」

そんな中、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編第一章猗窩座再来」を制作するufotable（@ufotable）が発表した「グッズの事後通販決定」のお知らせに、SNSでは歓喜と安堵の声が殺到。「転売ヤーに勝てた！」「これは神対応」など、公式を称賛する投稿も多数寄せられています。

はたして、今回の“救済措置”とも言える事後通販に、世の中の人はどのような反応を示しているのでしょうか？詳しくご紹介します。

「劇場で買えなかった…」の声に応えた異例の施策

今回話題となっているのは、アニメ制作会社ufotableが2025年8月25日に公式Xで発表した、「劇場版"鬼滅の刃”無限城編第一章猗窩座再来」の劇場グッズ事後通販の決定です。

劇場で販売していたすべてのグッズが、8月29日正午から9月21日まで「ufotable WEBSHOP」にて販売されると告知されました。

これまで販売された、鬼滅の刃の劇場グッズは、その圧倒的な人気のため、上映開始直後から品薄状態が続出。どの映画館でも「グッズが見当たらない」「売り切れている」といった声がSNS上に相次ぎました。

その上、こうした入手困難さを背景に、フリマアプリではグッズの高額転売が多発。例えば、1個900円で販売されているランダムアクリルスタンドがおよそ16倍の約15,000円で出品されていたり、缶バッジやキーホルダーなどの5点セットが約49,000円で出品されているようです。

本来なら映画館でしか手に入らないアイテムが、何倍もの価格で出品されている現実に、ファンからは怒りと落胆の声があがっていました。

多くのファンは、今回の事後通販決定を心から歓迎し、SNSでは祝福の言葉が飛び交いました。

また、受注生産や予約販売形式で行われることへの評価も目立ちます。

このような反応は、これまで「買えなかった人」たちの声を真正面から受け止めた運営の誠実さを物語っており、作品とファンの間に築かれた信頼の強さを感じさせます。

とりわけ盛り上がりを見せたのは、転売行為への怒りと、それを回避できたことへの“溜飲が下がる”声の数々です。SNS上では、劇中の設定にちなんだ痛快なコメントも多く見られました。

これまで劇場での物販は、ファンの「買いたい」という気持ちを利用する形で、一部の転売ヤーによって過剰な値段で売買されてきました。そうした行為に苦しんだファンにとって、今回の対応は“正義が通った瞬間”とも言えるでしょう。

一方、「もう少し早くに告知をしていれば、転売も行われなかったのでは」といった意見も見られました。

転売に対する強い嫌悪と、それを防ぐ体制を整えたことへの評価が交錯する中で、今後の物販に対する期待も膨らんでいます。

今回は、「映画鬼滅グッズの事後通販決定」に対する、世の中の人の声をご紹介しました。

「神対応」「転売ヤーに勝てた！」といった喜びの声が多く見られ、ufotableの迅速かつ誠意ある対応に対して称賛が集まりました。

一方で、「最初から告知してほしかった」といった改善要望も寄せられ、今回の取り組みが今後のスタンダードになることを望むファンの声も目立ちました。

なんにせよ、劇場で購入できず諦めていたファンの方が無事手に入れられるといいですね。