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「ぶつけた時にできる“あざ”何て呼ぶ?」驚きの呼び方が続々集まる「ぶんず」「つごろじん」

  • 2025.8.30
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出典:photoAC(写真はイメージです)

地域が変わると、同じものでも呼び方がガラリと違うことがあります。日常的に使っている言葉が、別の土地ではまったく通じないなんてこともあるようです。

SNSでは「ぶつけた時に青く内出血した“あざ部分”の呼び方で出身地が分かる」といった趣旨の投稿が話題になっています。

あざの呼び方については、「全国共通ではないのか…」「他の呼び方があるの!?」と、普段当たり前のように使っていた言葉に驚く声が寄せられました。また、「不思議がられた」「伝わらなかった」といった、地域特有の呼び方が通じなかった経験をした人も多いようです。

ぶつけた時のあざの呼び方は、地域によってどのように違うのでしょうか?SNSの声を中心にご紹介します。

青たん

「東京で『青たん』と言ったら不思議がられました」というコメントもありましたが、「青たん」と表現する地域は、全国のあちこちで見られるようです。

  • 道北出身で「青たん」と言いますが、祖父母は「青たんスガワラ」と言います。
  • 大阪ですが「青たん」と言っています。
  • 私は三重出身、両親は60代の岐阜出身ですが、みんな「青たん」です。
  • 東北南部では「青タン」と言って、内出血で紫色になったら「ぶんず色」と言います。
  • 熊本は「青たん」。
  • 年代にもよるけど、関東から北では「青たん」で通じるみたい。

比較的よく使われる言葉ではありますが、地域によっては「それってどういうこと?」と戸惑われてしまうようです。

青あざ

「青あざ」という呼び方が一般的な地域も多いようです。

  • 神奈川出身の私は「アザ」と言います。
  • 福岡市内は「青あざ」か「青たん」です。
  • 群馬では「あおあざ」です。
  • 大阪北部出身ですが「あざ」か「青あざ」と言います。
  • 東京出身の私は「青あざ」か「あざ」です。
  • 愛知県に引っ越してからは「青あざ」と言うようになりました。

「あざ」は標準的な表現ですが、見た目の色を表す「青」をつけて「青あざ」と呼ぶようになったのかもしれません。

青なじみ

「青なじみ」と呼ぶ地域も比較的多いようです。

  • 茨城県ですが、昔は「あおなじみ」と言っていました。
  • 千葉県では「あおなじみ」と呼んでいます。
  • 職場の人が「あおなじみ」って言っていたな…。
  • 山梨出身の同僚が「あおなじみ」って言っていた。

コメントからは、関東方面で「青なじみ」と表現する人が多く見られることがうかがえます。

呼び方は多岐にわたる

その他にも地域ごとに特有の呼び方があり、さまざまな表現がコメントに寄せられていました。

  • 私も両親も北九州生まれですが、ずっと「あおじみ」と言っています。
  • 宮城県北の我が家は「くろち」です。
  • 福島県いわき市だと「ぶんず」です。
  • 静岡出身ですが、「血が死んだ」と言って、他県出身の夫に怖がられました。
  • 沖縄出身の旦那は「おーるー」と言っています。
  • 宮崎にいた頃は「あおじん」と呼んでいました。
  • 岐阜県の上のほうですが「あおにえ」です。
  • 鹿児島出身の夫は「つごろじん」のようです。
  • 三重県では「くろじ」ですが、他でも聞いたような…。
  • 「あおぢ」です。
  • 新潟では、「しんだ」と表現していました。
  • 「あおじんたん」は宮崎限定だったんだ…。
  • 「くろにえ」は岐阜だけみたい。
  • 和歌山に住んでいた時に「にえてる」と言われてびっくりしたことがあります。

こうして見てみると、実に多くの呼び方があることがわかります。どのような由来でその呼び方が生まれたのか、少し不思議に思えるものもありますね。

呼び方の違いのおもしろさ

ぶつけた時にできたあざの呼び方は、地域や年代によってさまざまなバリエーションがあることがわかりました。「青あざ」「青たん」「青なじみ」など、同じ現象でも呼び方が異なるのはおもしろいですね。

日常的に使う言葉でも、地域が変わると通じなかったり、不思議がられたりすることがあります。こうした違いは、方言や生活習慣、文化の違いが影響しているのかもしれません。

地方ごとの呼び方の違いを知ると、普段の会話や旅行の際にも、新たな発見がありそうですね。