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ラッピングをしたい客「え、100円!?随分なご商売だこと」その後、店員への発言に「残念な気持ち」

  • 2025.9.9
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出典元;photoAC(画像はイメージです)

キッチン雑貨店の元店長・オムニウッチー(@omni_uttii821)さん。職場でのあるあるや日常での出来事を漫画にし、Instagramで発信しています。

そんな彼女が雑貨店での勤務中に経験したのは、残念なクレームを入れるお客さんに対応したときの出来事。ラッピングを希望したお客さんに、100円かかることを伝えると、お客さんからは“意外な返答”があったのです。

今回は、オムニウッチーさんにお店でのクレーム対応について詳しくお話を伺いました。

お客さんからの“残念なクレーム”

「簡単でいいから包んでちょうだい」とレジに来たお客さん。オムニウッチーさんが「ラッピングは有料で100円となっておりまして…」と伝えると、お客さんは驚いた様子で「えぇ!?」と言いました。

お客さんは「簡単でいい」「ちょっとした袋に入れるだけ」と主張しますが、オムニウッチーさんが袋も有料であることを伝えると、お客さんは「信じられない」と怒りをあらわにします。

その後も「随分なご商売だこと」「ビックリするわ」と声を荒げたあげく、大きなため息をつきながら「いいわ!そのままで」と言い放ったお客さん。

そうはいっても、多くのお店で袋の有料化が始まってから5年ほど経っています。オムニウッチーさんは頭の中でさまざまな思いが巡るものの、冷静に「申し訳ございません」と対応したのでした。

その際「何かを飲み込む音がした」と語る様子からは、接客業の大変さが伺えますね。

せっかくのプレゼントなのに…

---100円のことで声を荒げるお客さんと、冷静に対応する店員さんの対比が印象的でした。このエピソードを描こうと思われたきっかけを教えてください。

レジ袋が有料化になってしばらく経つのに、このお客様はそれすら受け入れられず時間が止まっているのかな?と思いました。せっかくのプレゼントなのにラッピング代をケチる方が結構多く、何だか残念な気持ちになります。

---そのような方は少なくないのですね…。他のクレーマー対応で印象に残っているシーンはありますか?

お店で遭遇するクレーマーはほぼ漫画にしているのでみんな印象深いです。

---この作品を通して読者に届けたかったメッセージがあれば教えてください。

プレゼント用に購入したということはそれなりに相手のことを思ってお買い物してるということ、せめてラッピング代ぐらいケチらないであげてほしいです。

---小さな出来事でも、人の姿勢や心のあり方が表れますよね。

接客業での大変さ

声を荒げるお客さんに対しても、冷静に対応したオムニウッチーさん。接客業では、クレーム対応や予期せぬやり取りに神経を使うことが多く、笑顔の裏には大変さが隠れているようです。それでも、お客さんに気持ちよく過ごしてもらうために、日々の対応に工夫を重ねているのでしょうね。

日常での出来事や販売職あるあるを描くオムニウッチーさんの漫画では、身近な出来事がユーモアたっぷりに切り取られています。思わず「あるある」と共感でき、接客業で働く人に勇気や励ましを与えてくれるでしょう。

取材協力:オムニウッチー(@omni_uttii821)さん