1. トップ
  2. 「30分じゃ足りない」「見応えありすぎ」毎話扱われる“深刻な貧困問題” 折り返し6話でさらに集まる注目…!『ロンダリング』

「30分じゃ足りない」「見応えありすぎ」毎話扱われる“深刻な貧困問題” 折り返し6話でさらに集まる注目…!『ロンダリング』

  • 2025.8.14

なにわ男子・藤原丈一郎主演のドラマ、カンテレ・フジテレビ系『ロンダリング』(毎週木曜 深夜0:15)の第6話が、8月7日に放送された。視聴者からは「30分じゃ足りない」「どんどん社会派ドラマっぽくなってきて好き!」など話題となっている。

主人公は、死者の声を聞き取れるという“役に立たない能力”を抱えた売れない俳優・緋山鋭介(藤原丈一郎)。ある出来事をきっかけに社会の裏側へ足を踏み入れ、理不尽な最期を迎えた人々と向き合っていく姿を描く社会派ミステリーだ。相棒の夏凜役は菅井友香、不動産会社社長・天海吾郎役は大谷亮平、そして橋本が謎の男・P.J.を演じる。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

奪われた居場所

取り壊し直前の共同住宅で怪現象を調査していた緋山(藤原丈一郎)は、突如響いた異様な叫び声に意識を失い、その間に不思議な光景を夢で目にする。

翌朝、アマミ不動産に出社した緋山は、その奇妙な夢について夏凜(菅井友香)に打ち明ける。帰り道、突然見知らぬ男(和田正人)に路地へ引き込まれ、ゴミ屋敷での行動について執拗に問い詰められる。

一方、緋山の話が気になった夏凜は、再び共同住宅を訪問。そこでP.J.(橋本涼)に遭遇する。夏凜が緋山に関わるなと警告するも、P.J.は「警戒すべきは自分ではなく、天海社長(大谷亮平)だ」と意味深な忠告を口にする。

undefined
『ロンダリング』第6話より(C)カンテレ・フジテレビ

社会の闇

undefined
『ロンダリング』第6話より(C)カンテレ・フジテレビ

調査中のマンションでは“貧困ビジネス”に巻き込まれた高齢者たちが、劣悪な環境で暮らしていたことが判明する。路上生活者などを暴力団が囲い込み、生活保護の給付金搾取や、薬の不正入手などに利用されていたのだ。

死者を供養し、遺族を見つけ出したいと願う緋山だったが、天海社長は事務所の利益のために、すぐにマンションの解体業者を手配すると言い張る。警察も行政も見て見ぬふりをしたい事実に対し、わざわざ時間を費やす必要はないという考えだった。

この展開に視聴者からは「社会の闇だ」「見応えありすぎ」など、毎話扱われる社会問題の深刻さへの注目が集まっている。

社長の裏の顔

緋山を力尽くで抑え込み、なぜゴミ屋敷に住んでいるのかを聞き出そうと詰め寄った男が、天海社長の前に現れる。彼は警察官で、天海社長に話を聞きたいと言う。P.J.が天海社長を怪しんでいたこともあるが、ゴミ屋敷の人骨と事件的な関係があるのだろうか。

SNSでは「社長絶対裏あるね」「社長の裏表の顔が、怖い」と怪しむ声や「警察だったんか〜!!」などと驚いた視聴者からのコメントが寄せられている。

undefined
『ロンダリング』第6話より(C)カンテレ・フジテレビ

一方、貧困者ビジネスに関わっていた男性が死後放置された現場に、お供物をしに訪れた緋山は霊から感謝され、「あんた、キモリ先生と一緒や」と言われる。彼らのことを気にかけていた、ゴミ屋敷の女性の身元の手がかりとなるのだろうか。

ゴミ屋敷からは「紺野サチ子」宛の手紙が見つかり、霊の声は「優しいサチばあちゃん、可哀想…」と呟いていた。緋山は彼女の身元を明らかにし、成仏させることができるのか?


カンテレ制作・フジテレビ系列 ドラマ『ロンダリング』毎週木曜 深夜0:15