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小松菜奈が纏うファッションの歴史。ラ・ミュージアムの新展覧会『LA MUSEUM NANA KOMATSU』が開幕

  • 2025.7.17

ファッションアーカイブを3Dで展示するオンラインミュージアム「ラ・ミュージアム(LA MUSEUM)」が、次なる展覧会『LA MUSEUM NANA KOMATSU』を7月18日(金)午後7時7分よりスタートする。今回の展示では、イギリス、フランス、アメリカ、ベルギー、日本など、世界各国のデザイナーが1960年代から2010年代にかけて発表した全54体の衣服を紹介。小松菜奈をモデルに起用し、3D技術で撮影された彼女のポージングを通じて、衣服の構造美やシルエットの魅力を浮き彫りにする。

従来のマネキン展示とは一線を画す本展では、ファッションが“生きた身体”によってまとわれることで立ち上がる新たな表現に挑戦。オンライン上であらゆる角度から衣服を鑑賞でき、ステッチや裏地といったディテールも精緻に捉えられている。物理的な制約を超え、ファッション展示の未来像を提示するバーチャルミュージアムの可能性に注目が集まっている。

また、本展と同名の写真集『LA MUSEUM NANA KOMATSU』も7月16日(水)よりオンラインストアにて先行予約を開始。1月に実施された2日間の3D撮影の舞台裏をフォトグラファーE-WAXが記録し、全202ページにまとめた一冊となっている。限定表紙の特別版は8月3日(日)までの期間限定販売、通常版の一般発売は9月下旬を予定している。

ファッションの芸術性やクラフツマンシップを次世代へと継承していくという使命のもと、ラ・ミュージアムは2024年7月に始動。展示ごとにテーマを掲げ、世界中のコレクターが所蔵するアーカイブを公開し続けている。今後はファッション学生を対象とした招待プログラムやNFTを活用したプロジェクトも予定しており、その活動から目が離せない。

Text: Makiko Yoshida

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