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「いったい何回めのドタキャン?」… “約束を守れない” 人たちの《事情》とは  周囲の人も少しずつ去っていく

  • 2025.7.11

ドタキャンを続ければ誘われなくなる

「いったい何回めのドタキャン?」。
「いったい何回めのドタキャン?」。

「楽しみにしていたのに、またドタキャンされた……」。そんな経験、ありませんか? 相手が親しい友人だとしても、何度も続くとさすがにモヤッとしてしまいます。もう誘うのをやめよう、誘われても断ろう、と、周囲の人たちも少しずつ距離を取ることになるでしょう。「悪気はないのに、つい約束を破ってしまう」。そんな人は、自分の気持ちと行動との間にある“ズレ”が原因になっていることがあるようです。一体どういうことなのでしょうか。

「いいね、行こう!」とノリよく返事したものの、後から「やっぱり無理かも……」と気が重くなってしまう。その場の空気や勢いに押されて約束してしまう人は、相手を喜ばせたい気持ちや、場の雰囲気を壊したくない思いからOKを出しがちです。

でも後になって冷静に考えると、現実とのギャップに気付いて、結果としてドタキャンしてしまうことも。そんな人は「ちょっと予定を確認させて」とワンクッション置くのがおすすめです。たった一言伝えるだけで、予定のミスマッチを防げるかもしれません。

「予定があるのに、今日はなんだか気分が乗らない……」。そんな理由で、当日にキャンセルしてしまう人もいます。このタイプは、行動の優先順位がその日の気分に左右されやすい傾向があります。

約束を忘れていたり怠けていたりするわけではなく「やる気が出ない自分」との向き合い方に悩んでいることも多いのです。

この場合は、今後の予定をカレンダーに書き出しながら「これ、今の自分に無理はないかな?」と考えてみると良いでしょう。気分と予定のズレが減り、少しずつ約束も守れるようになっていくはずです。

「時間にちょっとくらい遅れても平気」と考える人は、ドタキャンについても「そんなに悪いことじゃない」と感じやすい傾向があります。

相手との信頼関係があるほど「きっと許してくれる」と無意識に甘えているのかもしれません。悪気があるわけではなく、時間や予定に対する意識が少しゆるいだけ、という場合もあります。

とはいえ、相手がその日のために予定を調整したり、準備をしていたりするケースもあるはずです。「相手の時間をもらっている」という意識を持つだけでも、少しずつ行動が変わっていくかもしれません。

約束を守れないことには、人それぞれ理由があります。だからこそ大切なのは、大前提として相手を思いやる気持ちを持つこと、そして自分に合った約束との向き合い方を見つけることです。

ほんの少しの工夫や心掛けが、心地よい人間関係を育てるきっかけになるかもしれません。

(奏かえで)

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