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ブラッド・ピット&トム・クルーズ共演の『フォードVSフェラーリ』が実現しなかった理由

  • 2025.7.7
"F1: The Movie" European Premiere - Arrivals

ジェームズ・マンゴールド監督が、クリスチャン・ベールマット・デイモンとタッグを組んだ『フォードVSフェラーリ』。当初、ジョセフ・コシンスキー監督がブラッド・ピットトム・クルーズ主演で企画したものの、実現しなかったのはスタジオが予算を承認しなかったからと報じられていたが、もう一つ理由があったようだ。

映画『F1®/エフワン』でコシンスキー監督とタッグを組んだブラッドが、『The National』紙のインタビューで、「トムと僕はしばらくの間、ジョー(・コシンスキー監督)と一緒に『フォードVSフェラーリ』に取り組んでいました。実際に映画化され、素晴らしい作品となる10年ほど前のことです」と告白。そして、「つまるところ、僕らは2人とも運転したかったんだ。トムはキャロル・シェルビー、僕はケン・マイルズを演じたかたったのですが、トムが、キャロル・シェルビーは運転する場面が多くないと気づいたんです。それでお蔵入りとなりました」と明かした。

2019年に公開された『フォードVSフェラーリ』で、マットが演じたキャロル・シェルビーは、ル・マン24時間耐久レースで優勝経験を持つ元レーシングドライバーだが、すでにレースを引退し理想のスポーツカーを作ることに情熱を捧げる。一方、クリスチャンが演じたケン・マイルズは、自動車整備工場を経営しながらレースに参戦する破天荒な英国人ドライバー。そんな2人が組んで、1966年のル・マンで、エンツォ・フェラーリに挑む様子が描かれた。

残念ながら、キャロル・シェルビーとケン・マイルズとしてスクリーンに姿を現すことは叶わなかった2人だが、ブラッド主演『F1®/エフワン』の大ヒットを受け、続編で顔を合わせる可能性があるようだ。コシンスキー監督は、トムの主演映画『デイズ・オブ・サンダー』とのクロスオーバー作品となる可能性を語っている。6月23日(現地時間)には、ロンドンで開催されたプレミアにトムがサプライズで来場し、の奇跡のツーショットが実現。またブラッドも、トムとの再共演について、「どうなるかわかりませんが、やってみるつもりです」と前向きだ。

Text: Tae Terai

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