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『スーパーマン』ジェームズ・ガン監督、『トップガンマーヴェリック』にインスピレーションを受けたシーンを明かす

  • 2025.7.7
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新作映画『スーパーマン』の脚本&監督を務めたジェームズ・ガンは、トム・クルーズ主演の『トップガン マーヴェリック』(2022)を参考にアイコニックな空飛ぶスーパーマンのシーンを組み立てたそうだ。『Entertainment Weekly』によると、ピーター・サフランとともにDCスタジオの代表を務めるガンは、スタントチームのために「アクションとその撮影法の哲学」と題した20ページにも及ぶ資料を作成。

特に飛行シーンでは、「戦闘機の撮影のような手法を追求したかった。ほかのスーパーヒーロー映画よりも、『トップガン マーヴェリック』(2022)からインスピレーションを受けた」という。デイビッド・コレンスウェット演じるスーパーマンの飛行シーンを、まるでカメラクルーが一緒に飛んでいるかのように撮影したかったガンは、通常は会話シーンなどで用いるアタッチメント機材を使用したそうだ。

「今はカメラもずっと小さくなりました。サイズによってピコとかナノとか呼ばれています。酔いを招くブレを抑えながら、手持ちカメラによる臨場感を味わえるんです。それに加え、普通の手持ちカメラと比べてとても小さいので、人物に対して密接したクローズアップショットを撮影できます。飛行シーンで、このような映像は見たことがないと思います。通常は、ワイヤに繋がれたスーパーヒーローを地上から撮影するわけですから」

『スーパーマン』は7月11日に日米同時公開。
SUPERMAN - David Corenswet as Superman, 2025.『スーパーマン』は7月11日に日米同時公開。

撮影前には綿密な計画と調整が必要だったというが、「通常の飛行シーンと同じ制約がないため、まったく異なる感覚、飛ぶような感覚で撮影ができました。まるで戦闘機の動きを別の戦闘機から撮影しているようなものです」と自信をのぞかせた。

Text: Tae Terai

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