1. トップ
  2. おでかけ
  3. 桐島かれんさんがおすすめ!美味しい「葉山」訪れるべきとっておきのお店4選

桐島かれんさんがおすすめ!美味しい「葉山」訪れるべきとっておきのお店4選

  • 2025.6.30

吹く風が心地よい今の時季、少し足を延ばして時間がゆっくりと流れる古都・鎌倉や自然に囲まれた葉山まで出かけてみては?
横浜で育ち、現在は葉山と東京の二拠点生活を送るかれんさんが、ふたつのエリアの魅力とお気に入りのスポットを紹介します。

葉山

夏のにぎわいは海辺の街ならでは

数年前から、以前は別荘として使っていた葉山の家を拠点にするように。葉山は母が暮らしていたこともあり、私にとっては昔からゆかりのある場所です。
 
葉山では自宅で食事をすることが多く、外食をする機会があまりなかったのですが、最近は素敵なレストランも増えてきて、家族や友人と訪れるように。
弟のローランドも葉山でカフェをオープンしたので、おいしいコーヒーが飲みたいときによく顔を出しています。
 
葉山の魅力を最も感じられるのは、やはり夏。いつもは静かで落ちついた雰囲気の葉山ですが、夏になると一気に街がにぎわい、海岸からは子どもたちのはしゃぐ声や波の音が聞こえて心が浮き立ちます。
海開きとともに海の家もオープンするので、ごはんを食べに行ったり、浜辺のライブを観に行ったり……。
朝の海岸を愛犬と一緒に散歩するだけでも清すが々すがしい気持ちになります。
 
東京から葉山までは電車でわずか1時間。
少し足を延ばして、自然の中でリフレッシュするのもいいものですよ。

トラットリア ピッツェリア207葉山本店

開放感のあるテラス席で地元の魚介を味わって

森戸海岸線沿いに位置する一軒家レストラン。晴れた日にはテラス席から相模湾を一望でき、道を渡ると海岸へ下りることもできます。
「家族やお客さまを連れてよくランチに行っています。いつもオーダーするのは、地元産のしらすがたっぷりのったパスタ。唐辛子の辛みが効いていておいしいんです」

三浦郡葉山町一色2389 -6
☎︎ 046 -815 -1811
〔営〕平日/ランチ11:30~15:00(14:30 L.O)、
ディナー17 :30 ~21 :30(20 :30 L.O)、
土日祝/ 11 :30 ~21 :30(20 :30 L.O)
〔休〕水、火不定休あり

爽やかなブルーを基調とした店内。
波の音を聞きながらゆったり食事やワインを楽しめます。

しらすのペペロンチーノ ¥2 ,420、ピザ窯で焼き上げたマルゲリータ¥2 ,420、相模湾で獲れた魚介をさっくりと揚げたフリットミスト¥1 ,760。
デザートはエスプレッソとの相性抜群なティラミス¥880がおすすめ。

タントテンポ

おもてなし用の食材を買うならここ!

店内を眺めているだけでも楽しい、本格的なイタリア食材の専門店。
「来客時はここで買った生ハム、オリーブ、チーズを並べるだけで、おもてなし用のプレートが完成します。バゲットに白トリュフバターやハーブバターをたっぷり塗って、生ハムをのせると最高! テイクアウトのパニーニもおいしいですよ」

三浦郡葉山町堀内744 ー7
ラ・ポール葉山1 F
046 -801 -3620(FAX 共用)
〔営〕9 :00 ~18 :00
〔休〕水、第3 火~木、火不定休あり

量り売りの生ハムやサラミ、パンチェッタといった定番食材のほか、自家製のラザニアやイタリアンプリン、パンナコッタといったスイーツも。オリーブだけでもアンチョビ、アーモンド、青唐辛子……といくつも種類があり、つい目移りしてしまいます。

棚にはワインやオリーブオイル、バルサミコ酢、パスタ類がずらり。

Felicity(フェリシティ)

弟・ローリーのカフェでこだわりのコーヒーを

かれんさんの弟である桐島ローランドさんが営むカフェ。
バイクショップをリノベーションした店内で、ハンドドリップ式コーヒーやチョコレートフレーバーの豆を使ったエスプレッソをいただけます。
お店ではSUPやピラティス、マウンテンバイクなど葉山ならではのイベントやワークショップも開催しているそう。

三浦郡葉山町上山口2432 -3
080 -8758 -4368
〔営〕10 :00 ~17 :00(土のみ~ 19 :00)
〔休〕不定休

お店のグリーンはかれんさんがプロデュース。

内装は「男性がひとりでも気兼ねなく入れる雰囲気に」とローランドさんがこだわったそう。
コーヒーはもちろん、手作りのグルテンフリーワッフルも人気。

クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子も。
コーヒー豆のパッケージに描かれたイラストはかれんさんの次女・はんなさんによるもの。

ローランドさんイチオシのラベンダーラテは「やみつきになるおいしさ」とかれんさん。
特製シロップが入ったラベンダーラテ¥900。
1階、2階ともに広々としたつくりで、年齢や性別を問わずゆったりとくつろげます。

葉山旭屋牛肉店

葉山名物のコロッケをランチ代わりに

葉山の地で100年以上愛される老舗牛肉店。葉山牛をはじめ、合い挽き肉と北海道産男爵いもで作った「特製葉山コロッケ」や焼豚、焼売などのお惣菜も人気です。
「ここで売っている『パーカーパン』に揚げたてのコロッケをはさんで、ソースをかけていただきます。どこか懐かしいおいしさで、家族も大好きな味」

三浦郡葉山町堀内898
046 -875 -0024
〔営〕9 :30 ~19 :00
〔休〕水

「皮パン」とも呼ばれるパーカーパンは葉山のスーパー「スズキヤ」製。
コロッケはしっかり味が付いていて、ソースなしでもおいしい。

ロケーション抜群の美術館 写真家・上田義彦さんの作品展も!

『上田義彦 いつも世界は遠く、』展は 2025 年7月19日~ 11月3日開催予定
上田義彦《Quinault No.1》1991年 © Ueda Yoshihiko

「駅から離れているせいか、館内はいつも落ちついた雰囲気。ゆっくり作品と向き合えます」。かれんさんもよく訪れるという神奈川県立近代美術館。
企画展とコレクション展を開催しており、彫刻のある庭園や美術図書室、レストランも併設しています。今年7月からはかれんさんの夫である写真家・上田義彦さんの展覧会を開催。

『上田義彦 いつも世界は遠く、』展は
2025 年7月19日~ 11月3日開催予定

神奈川県立近代美術館 葉山

三浦郡葉山町一色2208 -1
046 -875 -2800
〔営〕9 :30 ~ 17 :00(入場は16 :30まで)
〔休〕月(祝日及び振替休日の場合は開館)、年末年始、展示替期間

© 山本 糾


photograph: Shoko Hiraoka styling: Ritsuko Hirai text: Hanae Kudo
photo provided: Kamakura City Tourist Association(Meigetu-in)
 
大人のおしゃれ手帖2025年6月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

元記事で読む
の記事をもっとみる