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【インタビュー】さいたま市長・清水勇人さん|希望(ゆめ)のまちへ もっとシンカ!

  • 2025.6.26
出典:リビング埼玉Web

5月に行われたさいたま市長選挙で、5選を果たした清水勇人さん。現職の政令市長では全国最多の当選回数です。そんな清水さんに、これまでの市政への想いや、これからのビジョンについて聞きました。

Q)5期目を迎えた今、これまで大切にしてきた姿勢や、市民の声との向き合い方を教えてください。

平成21年5月の市長就任以来、「市民一人一人がしあわせを実感できる、絆で結ばれたさいたま市」を目指し、「責任と共感・共汗」「徹底した現場主義」「公平・公正・開かれた市政」の3つの基本姿勢で市政運営に取り組んできました。

現場訪問は1000回以上、10区すべてを訪ねて実施したタウンミーティングは200回超。市民提案も2万件以上を市の施策に反映しました。令和7年度からは、時間や場所の制約を受けずに、ウェブ上で市民と市が政策に関する情報や考え方を共有し、お互いに意見を述べることができるデジタルプラットフォームを導入し、より多くの声を市政に活かします。これからも、この姿勢を貫きながら、市民の皆さん、事業者の皆さんとともに、愛するさいたま市を「希望(ゆめ)のまちへ もっとシンカ!」させていきたいと思います。

出典:リビング埼玉Web

市民との意見交換の様子

Q)さいたま市の更なるシンカのために、これから重点的に取り組みたいと思っていることは何ですか?

さいたま市には、「環境」「教育」「健康・スポーツ」「災害に対する強靭性」「交通の要衝」という5つの強みがあります。これらを活かしながら、まちの魅力をさらに高める施策を市民の皆さんに協力をいただきながら進めてきた結果、14歳以下の転入超過数が9年連続で全国1位となるなど、多くの方に選ばれる都市となりました。これからは、人口減少を見据え、4つの「シンカ」を市民の皆さんと実現していきたいと考えています。

1つ目は、災害や犯罪に強く、安全・安心なまちへ。2つ目は、環境・教育・文化・スポーツが調和した、誇りあるまちへ。3つ目は、すべての世代・立場の人が暮らしやすく、希望を持てる共生社会の実現。4つ目は、DXの力で暮らしがもっと便利で快適になる、人にやさしいスマートなまちへ。このようなシンカを目指していきたいと思います。

出典:リビング埼玉Web

Q)デジタル化が進む中で、さいたま市ならではの取り組みや、市民にぜひ使ってもらいたいサービスはありますか?

リビング埼玉Webをご覧の皆さんは、身近で便利なお得情報に関心の高い方が多いと思います。さいたま市が自信を持っておすすめするのが「市LINE公式アカウント」です。「妊娠・出産」「育児・子育て」「健康・医療」「まつり・観光」など24のカテゴリーから必要な情報を選んで登録すると、該当する情報が自動で届く便利なサービスです。まだご利用でない方は、ぜひ「友だち登録」をしてみてください。

また、「さいたま市みんなのアプリ」もおすすめです。暮らしをよりスマートにする機能に加え、「さいコイン(電子マネー)」や「たまポン(地域ポイント)」といったデジタル地域通貨の機能も搭載。お得なキャンペーンの実施や利用店舗の拡大も進んでおり、より多くの市民の皆さんに使っていただきながら、「みんなのアプリ」として育てていきたいと考えています。

出典:リビング埼玉Web

清水 勇人(しみず はやと)さん

■Profile/昭和37年3月生まれ。幼少期から学生時代を旧大宮市・浦和市で過ごし、現在は見沼区在住。日本大学法学部卒業。松下政経塾卒塾(第7期生)。衆議院議員公設第一秘書、埼玉県議会議員を経て、平成21年さいたま市長選に初当選。現在5期目。趣味は散歩、ジョギング

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