1. トップ
  2. 「育児=24時間休日なしのブラック労働」死すら頭をよぎった壮絶な双子育児に訪れた希望の転機【作者に聞く】

「育児=24時間休日なしのブラック労働」死すら頭をよぎった壮絶な双子育児に訪れた希望の転機【作者に聞く】

  • 2026.3.4
双子育児、そして3人目。それぞれ違う種類の大変さが襲いかかる。
双子育児、そして3人目。それぞれ違う種類の大変さが襲いかかる。

二卵性双生児のポン子ちゃんとコン子ちゃん、三女のピイ子ちゃんを育てるサヤ山 サヤ(@saya_twins1125)さん。育児をテーマにしたエッセイ漫画は子育て世代の共感を集めている。ウォーカープラス連載「今日も三姉妹が舞う!〜七転び八起き育児日記〜」では、妊娠・出産・育児のピンチを明るく描いている。今回はベビー期からイヤイヤ期、そして幼稚園入園後までの双子育児を振り返る。

「死を考えたことは一度や二度ではなかった」ベビー期の極限

9話P1-1
9話P1-1
9話P1-2
9話P1-2
9話P1-3
9話P1-3

サヤさんは率直に語る。「生後4カ月ごろまでがピークでしたが、それぞれつらい原因が違いました。」生後1カ月までは次女がGCUに入院。帝王切開の傷が痛むなかで母乳を届け、新生児の長女を世話する日々だった。2カ月目に次女が退院すると、今度は“お世話が2倍”の本格的な双子育児が始まる。休む暇はなかった。

3カ月目には、手伝いに来てくれていた実母が帰り、日中はワンオペ育児に。「キャパオーバーで体も心もいっぱいいっぱいになりました」と振り返る。4カ月目には慣れが出てきた一方で、蓄積した疲労と睡眠不足が限界を超え、「心を病み始めました」と明かす。まさに24時間休日なし。終わらない夜のような日々だった。

イヤイヤ期に見えた“性格の差”と双子ならではの変化

成長とともに、双子ならではの個性もはっきりしてくる。長女ポン子ちゃんは「とても甘えっ子」で、甘えきれないときによく泣いたという。次女コン子ちゃんは「神経質なタイプ」で、思い通りにいかないと癇癪を起こした。同じ環境で育っても、反応はまるで違う。その違いに戸惑いながらも向き合う日々だった。

だが成長とともに、大きな変化が訪れる。双子同士で遊び、助け合い、ときにはぶつかりながらも自分たちの世界をつくり始めた。あれほど過酷だった日々に、少しずつ余白が生まれていく。“明けない夜はない”。その実感が、静かに胸に広がった。

「生きているだけで100点満点です!」今を走る親たちへ

育児中の人へ向けたメッセージとして次のように語るサヤ山サヤさん。「赤ちゃんを育てている方へ。生きているだけで100点満点です!レトルトでも外部のサポートでも、お母さんが休むためなら便利なものは何でも頼りましょう!」この言葉は、悩める親たちに寄り添う力強いエールだ。

そして少し大きくなった子どもを育てる人へ。「悩んだり大変なこともあるけれど、子どもはあっという間に大きくなってしまいます。家事は手を抜きつつ、今目の前の育児をできるだけ楽しんでください♡」

さらにこう続ける。「お母さんが笑顔でいること、これが最良の子育てだと思っています…と言いつつ怒ってばかりの私ですが(笑)。一緒に頑張りましょう!」

極限を経験したからこそ言える言葉である。ブラック労働のような日々も、やがて景色が変わる。双子育児は過酷だが、そのぶん喜びも倍になるのだ。

取材協力:サヤ山 サヤ(@saya_twins1125)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる