朝ドラ放送後に“家の中を探し出す”視聴者続出→「取っておいたと思って」「ありました！」日常に潜む“意外なつながり”

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第18週「ふたりしてあるく今がしあわせ」第88話が、7月30日に放送された。

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元純烈の小田井涼平がサプライズ出演

三星百貨店の宣伝部に就職した嵩（北村匠海）は、どこか複雑な表情を浮かべるのぶ（今田美桜）に対して、「漫画は続けるつもりだよ」と言い、安心させる。そんな嵩の働きぶりは、上司の出川（小田井涼平）から「相変わらず君は仕事が早いねえ」と声をかけられるほどで、思いのほか活躍を見せていた。慌ただしくも充実した日々を送っていた嵩は、新しい包装紙の制作を担当することとなり、"洋画家の花形"として名高い猪俣昇一郎の自宅へ、自ら作品を受け取りに向かう。

そのデザインは、ランダムに並んだ雲のような模様。いくら何でも単純すぎるのではないかと出川が懸念を示す中、嵩は「そうでしょうか。僕は、このシンプルさが新鮮でいいなと思いました」と説得をした。そして、指定された場所に筆記体で「mitsuboshi」とかくのは、嵩が指名された。

史実では、モデルとなっているやなせたかしが三越に入社し、宣伝部でグラフィックデザイナーとして活動。現在も使われている包装紙「華ひらく」の「mitsukoshi」の字を描き入れたのは、やなせだ。色合いや百貨店の名前は少し変わっているものの、一目でわかるそのデザインに、SNSでは「全然知らなかった！」「現在も使用されている素敵なデザイン」といった声のほか、「くしゃくしゃだけど、お菓子を入れてた袋があった」「うちにもありました！」「取っておいたと思って部屋を捜索」と家のどこかにはある三越の包装紙を探し出す視聴者が続出している。

また、出川を演じた小田井涼平がサプライズ登場。元純烈のメンバーとして知られている。「元純烈じゃないか！？」「純烈の人、うまいね」「小田井さん、イケオジ」といったリアクションも多くポストされている。

嵩がのぶにようやくプロポーズ

のぶは、法整備が進んでいくなかで、こぼれ落ちてしまう存在があるのではないかと思いを巡らせていた。そんな折、嵩が中目黒に新しく部屋を借りられることになり、のぶに対してあらためて何かを伝えようとする。そこへ登美子（松嶋菜々子）が現れ、2人の結婚について話題にする。嵩は、蘭子（河合優実）に背中を押されたことで告白する勇気を持てたこと、そして千尋（中沢元紀）がのぶを心から愛していたという事実を打ち明けたうえで、「今日だけでも2人きりにさせてほしい」と、登美子に真摯な思いを伝える。

「いつもまっすぐ直向きに走るのぶちゃんのこと、子供の頃からずっと愛しています。千尋の分も、次郎さんの分も、僕が幸せにします」とようやく言えた嵩のプロポーズに、くしゃくしゃの涙の顔で微笑むのぶ。「ふつつか者ですけんど、よろしゅうおねがいします」とのぶは答えた。

“朝ドラ受け”で知られる『あさイチ』では、“エアクラッカー”を鳴らす祝福ムードに。鈴木奈穂子アナウンサーが「長かった〜！」と素直な感想を伝え、博多大吉は「電車も来ず、邪魔も入らず」と鋭い視点でコメントをしていた。

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NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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