朝ドラで再現された“有名な史実”に反響続出「やめましょうよ」相方の“言ってはいけないワード”連発に人気芸人がツッコミ

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第18週「ふたりしてあるく今がしあわせ」第87話が、7月29日に放送された。

※以下本文には放送内容が含まれます。

嵩は登美子の後押しで、三星百貨店への就職が決まる

嵩（北村匠海）からの手紙で状況を知らされていた登美子（松嶋菜々子）は、ある日、のぶ（今田美桜）の部屋を訪ねてくる。
彼女は3度目に結婚した軍人の夫をすでに亡くしており、現在はその夫が残した目白の家で暮らしているというのだ。
戸惑う2人をよそに、登美子は持参した酒を広げて乾杯を始める。嵩が思いきり漫画を描きたいと話していることを受け、のぶはその夢を後押ししたいと語るが、登美子は「漫画なんて大の大人がやるものではない」と冷たく言い放つ。

翌日、嵩はのぶを安心させることこそが男の務めだと言われ、登美子から三星百貨店の採用試験を受けるよう背中を押される。
その一方で、嵩の就職について相談に乗ると話した鉄子（戸田恵子）に対し、のぶはこう返した。「彼は漫画を描くために上京したがです。そのためやったら貧乏でもえいがです」。
ところが、しばらくぶりに嵩が姿を現すと、のぶに向けて、三星百貨店への就職が決まったことを伝える。「……すごいね、おめでとう」とのぶは口にするものの、内心からは祝福しきれない様子だった。そんな彼女の言葉を耳にした八木（妻夫木聡）は、静かに遠くを見つめていた。

朝ドラで“後”と“史実”は禁句？

“朝ドラ受け”でおなじみの『あさイチ』では、博多大吉が「喜んでないね」と切り出すと、博多華丸が「そりゃそうでしょ。がっかしですよ」と不満げな様子を見せた。さらに、大吉が「史実では、やなせさんの…」と語りかけると、鈴木奈穂子アナウンサーが「え…？ やめてください」と耳を塞ぎ、華丸も「史実はやめましょう！ 朝ドラで！」と話を遮った。それでもなお、大吉が「有名な話があるから」と話を続けると、「“後”とか“史実”はやめましょうよ。楽しみにしているんだから」と禁句ワードに力強くてツッコミを入れた。

実際、モデルとなっているやなせたかしが三越に入社し、宣伝部でグラフィックデザイナーとして活動することは有名な話だ。SNSでは「漫画家には遠回りだけど有名な史実が」「いやドラマやーん！ってところが史実通り」「ナイスプレイです！でも気になる！」といった視聴者からの声が寄せられている。

また、再登場から早くものぶと嵩の間をかき乱していく登美子についても、「登美子が出てくると停滞していた物語が動き始める」「登美子さん、恐るべし」「「世間」として嵩の夢のまえに立ちはだかる構成、すごくいいなあ 」といった声も散見される。

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NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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