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朝ドラで“不穏な登場シーン”が話題に「一気に寒気がきた」「驚かされる」視聴者に走る“緊迫感”とは

  • 2025.7.28
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『あんぱん』第18週(C)NHK

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第18週「ふたりしてあるく今がしあわせ」第86話が、7月28日に放送された。

※以下本文には放送内容が含まれます。

のぶと嵩のもとに訪ねてきたのは、まさかの登美子

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『あんぱん』第18週(C)NHK

のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)が互いの気持ちを確認し合ってから3か月が経ち、のぶは鉄子(戸田恵子)の選挙活動に同行する形で高知を訪れる。しかし嵩とゆっくり話す時間は取れず、世良(木原勝利)に与えられたわずか30秒の間に、ほんの短いやり取りができただけだった。

「次、いつ東京来るが?」と聞くのぶに、嵩は「近いうち、また、必ず」と答え、それにのぶも「待ちゆうきね」と返した。鉄子が再選を果たし、それから2か月が経ったある日。八木(妻夫木聡)と話していたのぶの前に嵩が現れる。嵩は新聞社を辞めて上京したのである。

鉄子から借りているガード下のバラックに嵩を迎えるのぶ。ちゃぶ台を前に向き合って座る。蘭子(河合優実)は経理の仕事をしながら『月刊くじら』の記事を書いているという。そして、嵩は新聞社を退社したこと、東海林(津田健次郎)から「逆転しない正義とは何か」の答えを何年かかっても、何十年かかっても2人で見つけることを伝えられたと、餞の言葉をのぶに話す。「2人で見つけようね」というのぶに、見つめ合う2人だったが、そこに突如、近所のマサ子(小野寺ずる)が醤油を借りに入ってくる。さらにケイ子(行平あい佳)が雨漏りを直してほしいと男手として嵩を借りていく。

夕飯に、嵩は「とりあえず思いっきり、漫画を描きたい」と展望をのぶに伝える。泊まるあてのない嵩をのぶは迎え入れようとするが、人の出入りが激しい上に、写真立ての中の次郎(中島歩)と目が合い、嵩は八木のところに厄介になることにした。ドアのノックに、のぶはマサ子が醤油を返しに来たのだと思い玄関を出るが、そこに立っていたのは、まさかの登美子(松嶋菜々子)だった。

物語の静けさを破るように、登美子が再びのぶの前に現れ、不穏な気配を漂わせる緊迫した展開となった。

“東京編”突入で、『月刊くじら』編集部ロスが広がる

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『あんぱん』第18週(C)NHK

“朝ドラ受け”で知られる『あさイチ』では、八木を演じる妻夫木聡がゲストに登場した。劇中での嵩の言葉を受け、勝手に自分の家にお世話になると言われたことについては「聞いていませんね。この時にはまだ。笑顔で言われても困っちゃいます」と、笑顔を交えつつコメントした。

また『あさイチ』でも触れられていた登美子の再登場に、SNSでも「本当に神出鬼没」「登美子再登場」「何故そこを知っている」「一気に寒気がきた」「いつも突然の登場に驚かされる」といった視聴者からの声が上がった。

また、のぶに続き、嵩も上京したことで実質『月刊くじら』編集部の描写が少なくなることに対して、「これで津田健次郎さんも見納めになるんだろうか」「今日で終わりなのかな、寂しいな」「また出てくれないかな」といったロスが広がっている。

懐かしい登場人物との再会や、のぶと嵩の関係がどう動いていくのか、今後の展開から目が離せない。


NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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