朝ドラで描かれた“震災時のエピソード”がまさかのほぼ史実→視聴者驚愕「びっくり」「嘘みたいな展開」

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第17週「あなたの二倍あなたを好き」第84話が、7月24日に放送された。

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嵩は徹夜続きで二度寝していた

地震から2日後。未だ高知と連絡がつかず、居ても立っても居られないのぶ（今田美桜）。そんなのぶに、八木（妻夫木聡）はあいつは死にはしないと声をかけ、戦地での嵩（北村匠海）の話をし始める。「自分はどうしても生きて帰りたい。何のために生まれてきたのか、その意味すらまだ分からないから」という戦地での嵩の言葉を聞き、のぶは彼が大変な思いをして帰ってきたこと、そして自身の中にある嵩の存在の大きさに気づく。「子供の頃から、うちにはなくてはなくてはならん人ながです」と話すのぶに、八木は「失いそうになって初めて気づくこともある。その大切さに」と言葉をかけた。

同じ頃、嵩を案じて何も手につかない東海林（津田健次郎）たち。そこに出社してきたのは嵩。驚きと心配の表情を浮かべる東海林たちに、嵩は「うちで寝てました」と告げる。耳を疑う東海林たちに、嵩は「ずっと…徹夜続きだったので」という言葉に続けて、最初の揺れで飛び起きたものの、再び眠ってしまったと話す。その後目を覚まし、家を出てみると周囲の家々が倒れていたため驚きながらも、近所の住民たちががれきの片づけをしていたため、自身も作業に加わり出勤できなかったと説明した。力が抜ける琴子（鳴海唯）と岩清水（倉悠貴）。東海林は嵩の胸ぐらを掴み激昂しながらも、徐々にへたり込み、安堵の表情を浮かべる。

SNSでは「大地震でもまた寝ちゃう嵩くんなかなかや！」「さすがすぎる」といった視聴者の声がポストされている。また、今回描かれた嵩のエピソードは、モデルとなっているやなせたかしのほぼ史実であり、「大地震でも寝てたのって史実なんだ」「嵩が寝てたのは史実なのか！それはびっくり」「嘘みたいな展開ですが史実です」といった声も上がっている。

のぶは嵩の声を聞き安堵するも、いつものように激怒

1週間経っても高知とは通信手段が断たれたまま、のぶは嵩のことが気がかりで業務に集中できずにいた。そんな折、高知と電信が繋がり、羽多子（江口のりこ）が高知新報から電話をかけてくる。その後、電話を代わった嵩の声を聞いて、安堵するのぶだったが、ずっと寝ていたということを聞き、眉間にしわを寄せる。のぶは電話口で激しく怒りをあらわにし、「何が「寝てたんだ」で！こっちはね、この1週間眠れっちゃあせんがや！」と怒鳴りつけた。死んだのではと心配して損をした、とそのまま乱暴に受話器を置いた。

SNSでは「のぶちゃん」がトレンド入りを果たし、「のぶちゃんブチギレ！」「のぶちゃんを怒らせる天才たかし」「顔も耳も真っ赤になってて今田美桜さんの演技すごいと思った」といった見方の投稿が散見される。

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NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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