小学生でも分かる問題にチャレンジ！「8×0÷3+1」→正しく計算できる？

単純な計算問題のように見えますが、よく見ると0が含まれていますね。

小学生の頃、計算の宿題で0が含まれていたらなんとなくラッキーだったような気はしませんか？ 0が含まれていると計算が楽になる場合があるからでしょうか。

今回は、0が計算式にどのように登場すれば楽になるのか、注意点はどこなのかについて復習していきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
8×0÷3+1

0は掛け算と割り算の一部になっていますね。

この問題の答えは「1」です。

＜0を含む掛け算と割り算＞
掛け算の場合
・答えは必ず0になる。
割り算の場合
・0÷a=0
・a÷0は計算できない。

割り算にのみ注意が必要です。0が割る数なのか割られる数なのかで、答えが大きく変わっていきます。

0が含まれている掛け算と割り算の部分をよく見てみると、0が割られる数になっているので計算可能ですね。

掛け算・割り算→足し算・引き算という計算順序を守りながら解いていきます。

8×0÷3
=0÷3
=0

よって、残りの1も含めて問題を解くと

8×0÷3+1
=0+1
=1

となります。

0を含む掛け算と割り算は、答えが0になることが多くあります。

しかし、だからといってすぐに答えを0としてしまうと、引っかかってしまうことがあるので注意が必要です。0が割る数なのか割られる数なのか、しっかりと見極めていきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。

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