小学生でも分かる問題にチャレンジ！「12+5−3×6÷9」→暗算できる？

皆さんは小学生のころに習った計算順序を覚えていますか？もし忘れていたら、算数が苦手だったからと身構えすぎずに気軽に取り組んでみてください。

懐かしむ気持ちで取り組めば、楽しみながら頭の体操ができますよ。

問題

次の計算をしなさい。
12+5−3×6÷9

計算順序に注意して解いていきましょう。

この問題の答えは「15」です。

足し算・引き算・掛け算・割り算の四種類すべての演算が含まれていますね。

四則演算が混じっている問題は、計算順序が定めれらていました。

＜正しい計算順序＞
掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算を行う。計算の優先順位が同じ場合は、基本的には左から計算を進めていく。

では実際にこの順序に従って計算を進めていきましょう。

12+5−3×6÷9
=12+5−18÷9
=12+5−2
=17−2
=15

まず「3×6÷9」の部分から計算していきました。左から計算するので、「3×6」からですね。

もしもこの計算順序を忘れてしまって、左から計算した場合は

12+5−3×6÷9
=17−3×6÷9
=14×6÷9
=84÷9
=9.333・・・

となり、正しい答えにたどり着くことができないので、計算順序を守ることは重要だということがわかります。

掛け算・割り算→足し算・引き算の計算順序はすべての計算問題を解く上で基本となる土台の部分です。

他の問題も解いて身につけておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。

もう一問挑戦！

小数点の位置に気を付けて！「1.1+4.9÷0.7」→正しく計算できる？