1. トップ
  2. 小学生でも分かる問題にチャレンジ!「時速54km」→秒速何m?

小学生でも分かる問題にチャレンジ!「時速54km」→秒速何m?

  • 2025.7.23
undefined

秒速、分速、時速はどれも速さを表す単位です。

小学校で学習をしますが「速さの問題」には苦戦した記憶がある方が多いのではないでしょうか。

今回は、「速さの単位変換」の問題に挑戦し、正しい理解ができているか確認をしましょう。

問題

時速54kmは、秒速何mですか。

時速から秒速へ変換する問題です。

まずは、自分自身で正しい答えが出せるかどうか、挑戦をしてみましょう。

解説

今回の問題の答えは、「秒速15m」です。

どのように考えるのかを順に解説をしていきます。

まず「時速54km」という速さは「1時間で54km進む速さ」を表します。

これを「秒速」に変換するということは、「1秒あたり、何m進むのか」を考えればよいですね。

まずは秒速を分速に変換しましょう。

時速54km
=「1時間で54km進む速さ」
=「1時間で54,000m進む速さ」
これを1分あたりで進む距離にするので
54,000÷60=900

つまり「時速54km = 分速900m」ということになります。

同様に、分速を時速に変換しましょう。

分速900m
=「1分間で900m進む速さ」
これを1秒あたりで進む距離にするので
900÷60=15

したがって、「1秒間で15m進む」ということです。

以上をまとめると、
時速54km
=分速900m
=秒速15m
となります。

速さの単位変換は「時間」と「距離」の単位に注意して計算をしましょう。

まとめ

正しい答えを求めることができたでしょうか。

きちんと「速さの意味」を理解していれば、計算は簡単ですね。

間違えてしまった方はぜひ復習をしてみましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


類似の問題に挑戦!

大人が意外と間違える「144kmの道のりを秒速20mで走ると…」→何時間かかる?
大人が意外と間違える「144kmの道のりを秒速20mで走ると…」→何時間かかる?