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「もっと早く気づくべきだった」薬でやり過ごしてきた『PMS』病院を受診すると【衝撃の診断】が!

  • 2025.6.2

出産を終えて、ようやく落ち着いたと思っていたころ。そんな時期に体調の異変を感じた友人。もともと無縁だった“ある症状”に悩まされ、病院を訪れると意外な診断が。彼女が感じた小さな「違和感」が、思いがけない展開へとつながっていきました。

画像: 「もっと早く気づくべきだった」薬でやり過ごしてきた『PMS』病院を受診すると【衝撃の診断】が!

出産後に突然現れた不調

出産を終え育児に追われていたころ、私はある変化に気づきました。それは、生理のたびに起こる腹痛です。もともと生理痛とは無縁だった私にとって、その痛みはとても不快なものでした。

最初は、産後の体調の変化程度に考えていました。でも、痛みは回を追うごとに強まり、寝込んだりうずくまったり、生活にも支障が出るほどに。

ついには婦人科を受診することにし、「PMS(生理前症候群)」という診断を受けたのです。

処方された痛み止めと漢方薬で症状はやわらぎ、私は薬を常備しながら日常をやり過ごすようになりました。

気づけば5年、薬に頼る日常

薬のおかげで日々は過ごせていたものの、処方薬が切れた後も市販の鎮痛剤でやり過ごしていました。

そんなある日、友人との何気ない会話が転機となります。子宮筋腫で定期的に通院している友人が、生理痛について話す私に「一度ちゃんと診てもらった方がいいよ」と助言をくれたのです。

その言葉に背中を押され、私は再び婦人科の扉を叩く決意をしました。最初に婦人科を受診してから、5年が経っていました。

予想もしなかった診断と手術

診察の結果、医師から思いがけない言葉を告げられました。

「これは子宮内膜症、いわゆるチョコレート嚢胞ですが、がん化のおそれもあります」聞いた瞬間、頭が真っ白になりました。

あの腹痛は、ただのPMSではなく、重大な病気のサインだったのです。

すでに薬ではコントロールできないほど進行しており、手術しかないと言われました。

翌月入院、そして手術。幸い、悪性ではありませんでしたが、私はもっと早く気づくべきだったと深く後悔したのです。

“気のせい”にしない勇気が自分を守る

あのとき、友人が声をかけてくれなければ、私は今も体の異変を見過ごしていたかもしれません。

婦人科は、痛みが我慢できなくなってから行くところではなく、自分の体を守るために定期的に通う場所なのだと、改めて感じました。

自己判断に頼らず、違和感を放置しないことの大切さを、私は身をもって学んだのです。

【体験者:40代・会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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