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朝の一杯を“緑茶”に──1カ月のコーヒー断ちで起きた変化とは?

  • 2025.5.31

私のモーニングルーティーンはいつも決まっている。朝起きてシャワーを浴び、スキンケアをして歯を磨く。そしてサプリメントを摂り、メイクをして服を着てオフィスに向かう。しかし、ここでルーティーンは終わらない。むしろここからが私の毎日の楽しみである至福のひと時が始まるのだ。それはデスクに着いて最初に口にするホットドリンクのこと。ここであえて“ホットドリンク”といったのには理由がある。私は1カ月前からこのカテゴリーをコーヒーから“ある飲み物”に変えた。以前はすぐにコーヒーメーカーのところへ行き、熱々のコーヒーを淹れ、豆乳を合わせるかブラックで飲んでいたが、今の新しい目的地は“ケトル”になった。そう、私は1カ月間、コーヒーの代わりに“緑茶”を飲むことにしたのだ。

“緑茶”に切り替える7つのメリット

Photo_ mescioglu/Getty Images
Glass cup of green tea with fresh tea leaves on wooden table, hot drink conceptPhoto: mescioglu/Getty Images

私は典型的なコーヒージャンキーではなかったが、1日に2、3杯はコーヒーを飲んでいた。朝の一杯、昼食後の一杯、必要に応じて午後の一杯も。決して多い量ではないが、目は覚めるものの、どことなく落ち着かず少し震えの出る感じがあった。そんな中、SNSやインターネットで緑茶がコーヒーより健康的だと目にし、数々の利点を知った私は早速トライしてみることに。まずは、緑茶がコーヒーよりも健康的である7つの理由をここで挙げる。

  1. L-テアニンでリラックスと集中力アップ

    緑茶にはL-テアニンというアミノ酸が含まれており、飲むことでリラックス効果と集中力の両方を高めてくれる。カフェインと組み合わさることで、落ち着きながらも覚醒した状態を促し、集中作業には最適だといえる。
  2. カフェイン含有量が少なめ

    緑茶のカフェイン量は、通常コーヒーより少ない。種類にもよるが緑茶は1杯あたり20~50mg、コーヒーは80~120mg。さらに緑茶のカフェインはL-テアニンと結合しているため、カフェインの作用がゆっくり始まり、長く続く。結果として、穏やかで持続的なエネルギーが得られ、コーヒーの典型的なカフェイン摂取による興奮作用が切れ、その反動で疲労感や集中力の低下を感じる“カフェインクラッシュ”が起こらない。
  3. 酸が少なく胃に優しい

    コーヒーは酸性が強く、胃の刺激や胸やけを引き起こすことがある。緑茶は通常胃に優しく、消化不良が起きにくい。
  4. 抗酸化物質が豊富

    紅茶とは異なり緑茶は発酵されておらず、カテキンなどの天然抗酸化物質を含む。そのため抗炎症作用があり、細胞の健康を支え、免疫力を高める。また、焙煎されるコーヒーよりも抗酸化物質を多く含む。
  5. 心臓にも好影響

    研究によると、緑茶は心臓に良い影響をもたらす可能性がある。抗酸化物質が炎症を減らし、慢性疾患や一部のがんのリスクを下げるかもしれないといわれている。
  6. 代謝を促進する

    緑茶は代謝を活発にし、エネルギー消費を増やす可能性がある。カフェインとカテキンの組み合わせが脂肪の消化・吸収を減らすことが期待される。
  7. 震えや緊張が起こりにくい

    コーヒーを飲むと緊張や震え、動悸を感じる人もいるが、緑茶はカフェインの吸収速度が遅いため副作用が起こりにくいとされている。

早速1カ月間、緑茶生活にトライ

“実験”を始めるにあたり、私がもともと緑茶が好きだったことも功を奏したと思う。だからあくまで全員に同じ結果が起きるとは限らないと前置きをしておく。

最初の数日はコーヒーの力強い味を恋しく感じていた。コーヒーはすぐに目が覚めるという爽快な気分を与えてくれるからだ。しかし、1週間も経てば新しい温かい飲み物にも慣れて、1日に3杯の緑茶を飲み続けられた。

最初に変化に気づいたのは、1日のエネルギーのレベルがどこかバランスが取れているように感じたことだ。朝はゆるやかに覚醒していくが、午後の眠気はかなり軽減されたように思った。また、緑茶の最後の一杯は午後4時頃に飲むが、以前は遅い時間にコーヒーを飲んでしまうと寝付きにくかったが、夜も寝付きが良くなったように感じた。

私はコーヒーより緑茶の方が自分の身体に合っているとも感じる。食前に何か飲むことが好きで、朝のコーヒーで胸やけを起こすこともあったが、緑茶ならそれがない。その他にも震えが少なくなったり日中の集中力が高まるなど良い作用があった。実際、午後になるといつも感じていた強い空腹感が減り、間食を考える回数も減ったようにも感じた。

コーヒーを“緑茶”に替えた結果──

1カ月経っていえるのは、私は緑茶のファンになったということ。総合的に見て、リラックスしつつ覚醒しているような、どこかバランスが整った感じがして、今では私の日常から緑茶は欠かせないものとなった。平日はティーバッグの緑茶を飲み、時間があるときは豆乳の抹茶ラテを楽しむ。最初の1カ月は完全にコーヒーをやめたものの、今後は気が向いたらコーヒーもたまには飲むつもりではある。日曜日のケーキにはやっぱりコーヒーが合うだろうし、結局、何を選ぶかより、それをどれだけ心から楽しめるかが一番大切だから。

Text: Maria Goldbach Translation: Mika Mukaiyama

FROM VOGUE.DE

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