朝ドラで視聴者が“待ち望んだ展開”に感無量の声「早いな」「最高な結果」魅力的な“新キャラも登場”の『あんぱん』【１週間解説】　

2025.8.10

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』は、第19週「勇気の花」が放送された。メイコ（原菜乃華）は『のど自慢』の予選に出場するが、思わぬ人が現れて歌えなくなってしまう。また、嵩（北村匠海）は漫画家の道へ進む決心をする。この記事では、各話の見どころを視聴者の声と共に紹介していく。

※以下本文には放送内容が含まれます。

新婚生活がはじまる

のぶ（今田美桜）は鉄子（戸田恵子）の秘書として多忙な日々を送り、嵩も百貨店の宣伝部で活躍していた。ある日、舞台ポスターの制作を依頼され、カフェで打ち合わせをしていると、いせたくや（大森元貴）という青年が話しかけてくる。そんな中、とある漫画を読み焦りを感じた嵩に、のぶは懸賞への応募を勧める。

Mrs. GREEN APPLEの大森元貴の登場に、「あつい演技」「学ラン姿とおしゃべりな役がピッタリ」「朝ドラ初登場とは思えない演技力」など注目が集まった。

蘭子とメイコ上京

嵩の漫画が懸賞に入選し、のぶは大喜び。嬉しさを噛みしめる嵩だったが、そこへ蘭子（河合優実）とメイコが上京してくる。数日後、メイコの働くカフェに現れた嵩が連れていたのは健太郎（高橋文哉）。彼はNHKのディレクターで、メイコに『のど自慢』予選への挑戦を勧める。メイコはたくやに手伝ってもらい、歌の練習をはじめるのだった。

メイコと健太郎結ばれる

メイコは予選会で順調に歌い出すも、健太郎が姿を現したことでいつも通り歌うことが出来ず落選してしまう。その日、柳井家に訪れた健太郎に対して「応援されると落ちる」と告げるメイコ。煮え切らないメイコを見た蘭子は「いつまで思いをひめちゅうつもりながで」と背中を押す。逃げるように立ち去るメイコを、健太郎が追いかける。

メイコが思い切って想いを打ち明けると、健太郎は『のど自慢』が好きなメイコを喜ばせる番組を作るためにNHKに入社したのかもしれない、と言う。2人はようやく交際することになり、その約半年後には健太郎の地元である福岡で挙式を行った。

メイコの恋の成就に視聴者からは「結婚とは展開早いな」「最高な結果」と、驚喜の声が上がっている。また、告白の後押しをした蘭子に対して「蘭子の言葉沁みる」「幸せになって」と応援のコメントも多く寄せられた。

嵩の決意

嵩は漫画に専念するため退職の意思をのぶに伝える。今の給料と同じだけ漫画や挿絵の副業で稼げるようになったら、退職し漫画一本でやっていくことを決めたものの、5年後もまだ百貨店に勤めていた。不安から踏み切れずにいた嵩は、偶然再会したたくやに、「手嶌治虫（眞栄田郷敦）の才能に嫉妬している」と、心の内を明かす。すると、たくやは「嫉妬したって言えるなんて、あなたは強い人です」と励ます。

たくやの言葉に突き動かされた嵩の姿に「まさに大森元貴そのもの」「そう捉えるたくや凄いな」と、大森がアーティストや俳優として活躍する姿と重ねる視聴者が続出している。

手嶌治虫登場

嵩はカフェで手嶌治虫に声をかけられた後、退職届を提出。一方のぶは鉄子を怒らせ落ち込むが、帰宅すると登美子（松嶋菜々子）が待っていた。嵩の退職を知った登美子は激怒し、嵩も思わず声を荒らげてしまう。

のぶと嵩の結婚に続き、メイコと健太郎の想いも通じ合い、幸せな姿が描かれた一週間。嵩はついに漫画の道へ進む決意を固めたものの、その先には試練も待ち受けていそうだ。来週の展開も見逃せない。

連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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