「表情の変わり方」「名演技」最終回直前、“重要キャラ”として登場した“毎クールドラマ出演の新星”【土曜ドラマ】

広瀬アリスが主演する日本テレビ系 土曜ドラマ『なんで私が神説教』（毎週土曜よる9時）の第9話が6月7日に放送された。体調不良で長期療養中の生徒・脇坂（萩原護）に助けを求められた静（広瀬アリス）。謎めいた脇坂の行動が学園に嵐を巻き起こし、視聴者をも翻弄した回となった。

脇坂に翻弄される静 非協力的な森口に静がキレる！

1年の時に人知れずイジメを受けていたという脇坂に、イジメていた生徒を見つけて謝らせてほしいと要求された静。脇坂は、「それができなかったら復讐する」と続けた。だが、先生たちや生徒たちにも、脇坂がイジメられていたという心当たりがなく…。

1年の時に脇坂の担任だったのは、森口（伊藤淳史）。愛花（志田未来）の一件以来、森口は学校を休み続けていた。静は、脇坂のことを聞くために森口のマンションを訪ねるが、「あなたが嫌い」だと協力を拒否する。

学校に来るも「協力したくない」と一点張りの森口に、静は「いい加減にしろ！」「自分の感情の前にまずは生徒のことを考えなさいよ」とブチギレた。先週放送では校長・京子（木村佳乃）に、２週連続怒鳴られた森口に対し、SNSでは「効果的」「森口先生って強気なのか弱いのか…」「なんか気の毒」「めっちゃ邪悪だったのに」など、同情などさまざまな反響が上がっていた。そんな森口は、何と脇坂とはつながっていて…。

愛花が静に助言 不穏な笑みを浮かべる脇坂にSNS「怖い」

脇坂は、 24時間以内にイジメた生徒を見つけ、謝らせてほしいと要求する。タイムリミットが迫る中、どうすることもできない静のもとに、浦見が愛花を連れて来た。静の説教のおかげで、憑きものが落ちた愛花は静に謝罪する。そして、実は愛花も脇坂から同じことを言われたことを明かし、イジメは全くのデタラメで、教師をからかって遊んでいるだけだったようで…。脇坂の目的が分からないが、静は脇坂との約束の時間に姿を現さなかった。

次なる手口を考えて静を困らせようとする脇坂。森口が止めようとするも、脇坂は「強制退学者リスト」をチラつかせ…。実は新庄（小手伸也）が捨てたリストを、脇坂はこっそり拾っていたのだ。それをもとに脇坂は森口を脅していた。

翌日、静は教師をからかう脇坂に「あなたの言ったウソは最低だよ！」と注意。気に入らない脇坂は森口に「面白いこと思いついちゃいました」と言って不敵な笑みを浮かべ…。後日、なんと、森口が作った「強制退学者リスト」が世間に流出した。拡散された内容について、反応を見て笑みを浮かべる脇坂が不気味だった。脇坂のキャラクターが不穏で「全く予測できないキャラ」「なんかヤバそうな予感」「かまってちゃん系モンスター」との声が上がった。

そんな脇坂役を演じるのは、1月期日テレドラマ『ホットスポット』で上村役を演じるなど、毎クール、さまざまなドラマ出演を果たしている萩原護だ。真意が読めない脇坂を演じる萩原の演技に「サイコパス感がゾクゾクする。演技上手いなぁ」「表情の変わり方が怖いな」「めっちゃヘイト溜まるのでこれは名演技」との声も上がっていた。

次週はいよいよ最終回。リスト流出をめぐり、学園はどうなってしまうのか、展開が見逃せない！

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日本テレビ系 土曜ドラマ『なんで私が神説教』毎週土曜よる9時

ライター：小松加奈
ライター／編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー／レビュー／コラム記事などを手掛ける。