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NHK大河ドラマ、初出演の“人気芸人”にSNS絶賛「出し方が正しすぎて新鮮」「これ以上ない適役」

  • 2025.6.12

横浜流星さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう』(毎週日曜よる8時)の第22回「小生、酒上不埒にて」が6月8日に放送されました。
“うた麿大明神の会”でひと騒ぎを起こして以来、筆を取らなくなった恋川春町(岡山天音)。自信喪失していた春町は、喜多川歌麿(染谷将太)と朋誠堂喜三二(尾美としのり)の言葉に涙ぐみます。

自信喪失の恋川春町

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』6月8日放送(C)NHK

“うた麿大明神の会”で北尾政演(古川雄大)に嫉妬し、ひと騒ぎを起こして以来、筆を取らなくなった恋川春町(岡山天音)。蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)が朋誠堂喜三二(尾美としのり)の新作の画付けを頼みますが春町は頑なに拒みます。

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』6月8日放送(C)NHK

諦めた蔦重は喜多川歌麿(染谷将太)に画付けを依頼。思うところのある歌麿は喜三二と共に春町の元を訪れ「俺は春町先生の絵好きですよ」と自身の率直な思いを伝えます。喜三二も、みんな春町の作品が好きだからこそ真似をすると力説。春町は「俺みたいな辛気臭い男がいてよいのか。明るく戯けることこそ上々な笑いの場に」と涙を啜りました。
SNSでは「悔しかったし寂しかったんだよね」「自分が思っている以上にみなから愛されてんだぜ?」と春町に寄り添う声が続出。「歌麿は自身の中に重い闇を抱えてるから、その言葉も春町に響く」「歌麿と喜三二先生の言葉が春町先生に届くのは、彼らが他でもない『描く人』で『書く人』だからだ」と編集者ではなくクリエイター側からの言葉だからこそ響いたとの考察もありました。

餅つき芸人が大河デビュー

その年の暮れ、蔦重はお世話になった戯作者や絵師たちを労う会を開くことに。
年末感溢れる餅つきシーンでは、路上で餅つき職人たちが餅をつく傍ら、政演が「な~に~!?」とこぼす場面が映し出され、SNSでは「クールポコ!?」「餅つきしてるのクールポコじゃん」「芸人の出し方が正しすぎて新鮮」「これ以上ない適役」「大河デビューおめでとうございます!」と餅つき職人の役が芸人のクールポコの小野まじめ、せんちゃんだと話題に。
「本人たち目の前にしてネタをパクる北尾政演」「前回人の作品パクっただのパクって無いだので恋川春町先生と揉めた政演がまた人のネタパクってるのが一番の笑い所」と政演のセリフに仕込まれた小ネタにもツッコミが入りました。

会の途中、政演から「面白えですね、これ」と新作『廓𦽳』を褒められた春町は、「いつかそれのおっかぶせでも作ってくれ」「盗人呼ばわりすまなかった」と謝罪します。
その後、三味線を持った次郎兵衛(中村蒼)とふんどし姿の春町が会の余興に登場。春町は次郎兵衛の三味線に合わせて放屁する“へっぴり芸”を披露し、会場を盛り上げました。
SNSでは「笑いを堪えられなかった」「笑いすぎて涙出た」「素直になって一皮むけて良かったねぇ」と大盛り上がり。「春町先生大好きすぎる」「死ぬほどかわいい」「ハラハラしつつも目が離せない」「今大河の地雷系ヒロインは恋川春町で決定」と春町のキャラに魅了される視聴者も続出しました。


NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 毎週日曜よる8時放送
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ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。